- 友達が「芸人になる!」とか言い出した!
- 「芸人になる!」と友達に言ったら、どんなリアクションをされるのだろう?
- 友達が「芸人になる!」と言ったら、反対するべき?

芸人が友達に対して「芸人になる!」と言った時、どんなリアクションをされたのだろう?
この記事はこのような方にオススメです。



僕は10年前に大阪吉本に入り、芸人になりました。
現在も吉本興業に所属しております
この記事は僕が地元の友達に対して「芸人になる!」と言った時、どんなリアクションをされたか?
ということを書いています。
いうまでもなく“南 康輔(本名)の過去編”のような記事です。
読んだところで特にメリットはないでしょう!
それではまず結論から参ります!
僕が「芸人になる!」と言った時、友達に反対されたかどうか?
特に反対はされなかった です
まぁ実際、内心どう思っていたのかは知りませんが、面と向かい反対された覚えはないですね😊
具体的にどんなリアクションをされたのか?
これから書いていきます。
- 芸人になるまでの流れ
- 「芸人になる!」と友達に宣言する
- 本当に芸人になる時
この順番で記事を書きます。
芸人になるまでの流れ


僕は高3の10月〜11月頃に「芸人になるために、大阪NSCに入る!」と決めます。
そのために大学に行くのはやめました。
当時のNSCの授業料は40万円!
その40万を入学前に一括振込です。
高3の僕にそんな大金はありません。
なので高校卒業後に、ユニクロでアルバイトを始めお金を貯めました。
そして1年間働き、19歳の時に大阪NSCに入学します。
友達が大学2回生の時ですね。
これがNSCに入るまでの流れです。
- 「芸人になろう!」と決意するきっかけ
- 高3の時になぜ大学進学をやめて、「芸人になろう!」と思ったのか?
こんなことは、この記事ではどうでもいいことなんで省きます。
高3で「芸人になる!」と決める ➡︎ 実際にNSCに入る
この流れを淡々と書くならこんな感じ😊
「芸人になる!」と地元の友達に言った時


僕は「芸人になる!」ということは、あんまりおおぴろっげに言うべきではない!
という考えでした。
なぜそう思うのか?
と聞かれても、あんまり「これっ!」という理由はありません。
正直「そう思ったから」ということぐらいしかないです。
まぁ、高校卒業時に
- 進学
- 就職
このどちらでもない進路を取りましたからね。
「恥ずかしい💦」という想いもあったもでしょう。
事実、高校卒業時に卒業生全員の進路が載った冊子を渡されました。
(どの高校でも渡されるのかはわからないですが)
そこには全卒業生の進路が載っています。
- 大学進学〇〇名
- 短大進学〇〇名
- 専門学校進学〇〇名
- 就職〇〇名
などと書かれた冊子です。
そこに『その他 1名』と書かれた欄がありました。
それが多分俺です。
要するに「進路不明」ということですね😊
高3の担任との進路相談でも嘘ついてましたから!
「大学行きます!」って。
なので「芸人になる!」というのは隠していました。
なので、中学・高校の同級生で「芸人になんねん!」と宣言したのは、5人です。
実際はもっと多いかもしれないけど、記憶にあるのは5人。
5人のうち
- 高校の同級生1人
- 中学の同級生 4人
です。
1番初めに言った、高校の同級生K君
高校の同級生K君が1番最初に言った人です。
Kには親よりも先に言いましたね。
部活を引退してから仲良くなったK
人生で最初に「芸人になる!」と言った人です。
高3の2学期に「芸人になる!」と決めましたからね!
その時に1番多く一緒にいた子です。
高3で部活を引退したら、部活仲間と一緒に下校することがなくなります。
それから高3で同じクラスだったKと一緒に下校することが多くなりました。
だから高3の受験シーズンになってから、急激に仲良くなった子です。
Kには下校途中の近鉄線の中で言いました。
俺:「俺、芸人になろう!と思っとるんやんか』
K:「マジで!ええと思うで!」
特に反対をされた、とかはなかったですね。
ただ……
Kとは部活を引退してから仲良くなりました。
なので高校生活で、そこまで濃密な時間を共に過ごしたことはなかったです。
そして高校の卒業式の日。
僕は部活をしていたので、式後に部活生たちと集まらないといけません。
でも、Kは特に部活をしていませんでした。
俺は卒業式後に部活生たちと集まる……
Kは特に、卒業式後は用事はない……
俺:「このあと、部活の集まりがあるからそっち行くわ!」
K:「わかった!じゃあ、先帰るわ!」
これを最後にKとはもう会ってないです。
今やどこで何をしているのすらわかりませんね。
K:「わかった!じゃあ先に帰るわ!」
と言われた瞬間に
「あれっ?これもう会えへんのとちゃうか?」
と思ったのと、その時のKの顔は未だに覚えてますね。
そしてそれを最後にKとはもう会ってないです。
NSCに入る直前に報告
一応、高校を卒業してから1年後……
いよいよ「NSCに入るために大阪に引っ越す!」
という時にメールはしました。
俺:「いよいよこの4月にNSC入るで!」
K:「マジか!いよいよやな!がんばれよ!」
Kとは
- コミニュケーションを取ったのは、NSCに入る直前が最後
- 直接会ったのは、高校の卒業式が最後
K!
この記事を見てたら、Twitterかインスタをフォローしてくれ〜!
まぁそのためには、俺ががんばらんとダメですね。
中学の友達のリアクション
俺が直接「芸人になる!」と言ったのは5人だけです。
そのうち4人は中学の同級生です。
- 3人が自動車学校で会ったから言った友達
- 1人がユニクロで一緒に働いていたTさん
中学の同級生には高校卒業後、NSCに入る資金を貯めるために、1年間ユニクロで働いている期間中に言いました。
3人の友達には、自動車学校でたまたま会ったから言った
中学の友達には「親友やから言わなあかん!」という熱い想いがあったから言ったわけではありません。
4人中3人は、自動車学校でたまたま会ったから言っただけです。
高校を卒業すると、みんな車校に行くでしょう?
そうすると地元の友達と会います。
そこで会ったから言いました。
- 車校で同じ講習に参加したり
- 帰り道が同じだったり
その時に聞かれますからね!
- 「康輔(僕の下の名前)って今何しとんの?」
- 「康輔って、これからどうすんの?」
僕は曲がりなりにも進学校に行っていた……
にも関わらず……
- 大学に進学していない
- 浪人をしてもいない
- 就職をする気もない
ただ単にバイトをしているわけです。
そら「何してんねん?こいつ?」
って聞かれますわな。
聞かれた以上は嘘をつくわけにはいきません。
正直に答えます。
「俺は吉本の芸人になる!」ってね。
3人中1人は、小中高同じですからね。
いっそう「何してんねん?感」が強かったのでしょう。
3人に対して「芸人になる!」と言った時のリアクションは……
まぁそれなりにポジティブでしたね😊
もちろん、内心ではどう思っていたのかはわからないですけどね😭
3人それぞれの名前は、F・K・N
それぞれのリアクションは
- K:「マジで!行ったらええやん!何があるかわからんし!」
(Kは小中高同じです。中高は一回も同じクラスにならなかったですけどね) - N:「えっ?そうなん?」
3人の中では、1番ポジティブではなかったですね。
「ええやん!」というより「こいつマジか?」って感じ - F:「強!おまえ強いな〜!めっちゃ強いな〜!」
何が強いんかわからないですけど、なぜかそう言われました😊
Fとは、未だによく遊んでいます。
まぁKとNも、今日突然会っても普通に喋れますね😊
同じバイト先になったTさん
「芸人になる!」と直接言ったのは5人!
そして、5人のうち4人は中学の同級生。
Tさんは5人の中の紅一点です。
高校卒業後にすぐにNSCに入るお金はないので、UNIQLOで働き、NSCの入学金を貯めてました。
そこでたまたま同じUNIQLOで働くことになったのがTさんです。
その時はまだ、僕は地元にいましたからね。
Tさんとは中学の時に面識こそあり、喋ったことはありましたが……
別に中学の時に仲良かったというわけではなかったですね。
同じクラスになったことないですからね。
むしろUNIQLOバイトで仲良くなった感じ😊
Tさんは知らないと思いますよ!
「南(僕の名字)がUNIQLOで働いていたのは、NSCに入る資金を貯めるためや!」ということを……
「UNIQLOで働いている途中で、南は頭がおかしくなって突然NSCを目指し出した!」
って……
もしかしたら、そう思っているかもしれませんね😁
知らんけど。
ただ、Tさんには僕が言ったというより、いつの間にかUNIQLOの店長なり社員なりから漏れ伝わっていた!
という感じですね。
ただこの記事に書く以上、Tさんとのやり取りも印象に残っています。
それはUNIQLOの勤務最終日のことです。
当時2011年の3月下旬。
僕のUNIQLO勤務最終日、Tさんと一緒でした。
勤務時間も全く同じでしたね!
店の閉め作業をして、通用口から出て社員たちと一緒に喋っているときに、社員が言いました。
「南は今日で最終日、4月からNSCに行くんやって!」
その時のTさんの一言
「えっ?ホンマに行くの?うち冗談やと思ってた……」
自分が「芸人になる!」と知っていた人間の中で、1番ネガティブなリアクションをしたのはTさんです。
他の4人の男友達は、おおむねポジティブな反応でした。
(内心はどう思っていたのか知らんけど)
「うち冗談やと思ってた!」
これを言われた瞬間に僕はこう思いました!
「まーそらそう思うよなー!普通はそうやんな〜」
って、なんか妙に納得してしましまいましたね😁
「そのリアクションが普通やろ!」と……
そしてこの
「うち冗談やと思ってた!」
この会話を最後に、Tさんとはもう会ってないです。
今後一生会わない可能性もありますね😭
仮に今、急に会ったら……
ちょっと気まずいかもしれないですね💦😁
もしかしたら、俺の存在そのものを忘れてるかもしらん😊
本当に芸人になる時


2011年の3月末ごろに、芸人になるために本当に大阪に行きます。
大阪に行ったのは2011年3月27日です。
前日には数人の友達から電話があった
大阪に行く前々日や前日には、僕が直接「芸人になる!」
と言っていない友達数人から電話がかかってきました。
「辞めた方がいい」の電話
1人は「芸人なんかやめた方がええ」って電話でしたけどね。
「友達として、おまえのことを思って言ってやる!やめた方がええで!」
まぁその時点で、そんなにそいつのことは好きじゃなかったんですけどね😉
「あれっ?俺こいつに連絡先教えてたんや!」
って感じでした。
NSC卒業してから、「大阪でええ女おらんの?」って電話してきよったわ!
「なんじゃこいつ?」って感じでした。
そいつとも現状、この会話が最後で会ってないですね😀
まぁ会いたくもないんですけどね😉
1番熱い電話をしてくれたE君
1番熱い電話をしてくれたのは、小中一緒のE君でした。
Eとは、実家が向かい同士にあります。
E:「康輔は中学の時も『吉本行こっかな〜』って言うてたで!
まさか本当に行くなんてな〜!」
俺:「あっ!そうなん? 全然覚えてないわ!」
僕は中学の時から、アホみたいに吉本に行くことを考えていたようです。
大阪に行く当日
2011年3月27日に大阪に行きます。
なぜ「3月27日」なんてピンポイントで覚えているかというと、その日が父親の誕生日だから😁
大阪に行く電車の中で、「あぁ〜、そういえば今日父親の誕生日やな〜」って思ったのを覚えています。
「2011年3月27日:午前8:59 近鉄四日市発 大阪難波行き特急 アーバンライナー」
この電車で、大阪まで行きましたね😊
故郷を離れる時に、「泣いた」「感動した」とかはなかったです。
だからといって、「ワクワクする!」とかもなかったです。
19歳の時に大阪に引っ越しをして、それから10年以上
- 家賃
- 光熱費
- 食費
これらを全部自分で払っています。
1人暮らしに対する不安もなかったです。
いやっ……
それらに対して不安を感じるほど、当時はまだ大人ではなかった。
と言った方が正しいかもしれませんね。
「芸人になる!」と言った時、身内はどんな反応をしたか?【友達編】:まとめ


この記事は僕が
- 「芸人になる!」と地元の友達に宣言した時
- 本当に芸人になる時
この2つの場面において、どんなリアクションをされたのかについて書きました。
今でもつながりがあるのは、中学の友達ですね。
でも中学の友達も家庭を持ち始めてますからね。
そのうち会えなくなるでしょう。
学生時代の友達が
結婚して ➡︎ 子供が生まれる
そうなると急に、人としての価値が自分だけ大きく下がったような……
そんなことを感じる、今日この頃でございます!
以上!
ありがとうございました〜😁👋