「お笑い芸人になりたいんだけど、漫才かコント・・・どっちをしたらいいの?」
「NSCに入学して、漫才かコント、どっちをした方がいいか意見を聞きたい」
この記事は、このような悩みを持つ、未来のスーパースターに向かって書いてます!
どうも〜!!南方神起と申しま〜す!
この記事のテーマはこれです。
芸人になったら、まず、漫才をやるのがいいか?コントをやるのがいいか?
この質問を軸に、記事を書いてます。
僕は、実際にNSC大阪を卒業しております。
現在も吉本興業に所属しています。
よろしくお願いいたします!
この記事は「絶対にこうした方がいい!」と強く断言するものではありません。
最終的にどう判断するのか、これは皆さん次第です😊
そもそも、未来のお笑いスターが1人たりとも、この記事を見てない可能性もありますけどね!😊
まず結論から!
お笑い芸人・・・漫才をやるか?・・・コントをやるか?
迷うぐらいなら漫才
「芸人になったら、どっちをやろうかな〜?」て悩むぐらいなら漫才の方がオススメです
これは『中田カウス・ボタン』のカウス師匠もNSCの授業でおっしゃっていました!
僕の感覚でも、そっちの方がいいです。
もちろん、この記事はコントを否定しているものではありません。
普段漫才をやっていても、時にはコントもやるべきです。
漫才で結果を出してる人は、コントでも結果を出してます。
「そもそもNSCなどのスクールに入らないと芸人になれないのか?」などはこちらをご参考ください!
・スクールに入らずに芸人になる方法:とはいえスクールがbetter
なぜ迷うぐらいなら『漫才』がいいいのか? 僕の思う、主な理由はこれです。
- 売れている芸人は漫才師が多いから
- お金がかからない
- 漫才ができたらコントもできる。逆は難しい
順番に解説していきます。
売れている芸人は漫才師が多いから

これは読者の方でも、なんとなく肌感でわかっている方もいるでしょう。
芸人には、人生を大きく左右する大会が年に3つあります
- M-1グランプリ
- キング・オブ・コント
- R−1ぐらんぷり
全ての芸人が、この3つのコンテストで『売れる』ことを狙っています。
売れていない若手には、「俺にとってM-1が全てだ!俺の青春だ!」 という芸人さんもいます。
この中で『M-1グランプリ』の優勝者だけが、数年経過しても売れ続ける人が多いです。
『キング・オブ・コント』や『R−1ぐらんぷり』の優勝者は、優勝時こそ売れますが・・・何年か経つと、あまりTVで見なくなることもあります。
今やみんな、TVをそもそも見なくなってますけどね😢
その中でも『M-1』は、漫才の大会です。
なぜ漫才師が多く売れているのか?
TVで生き残っていくには、『話術』が必須です。漫才のおもしろさと話術はつながっているからです
バラエティで生き残っていくためには、トーク力が必須です。これは一般の方でもご存知でしょう。
この『トーク力』(『話術』とも言う)が多く含まれているのが漫才です。
言い換えると、『話術』がうまくないと漫才では結果を出せない!ともいえます。
漫才は、舞台上でのマイク1本のみでの勝負です。 なのでコントよりも、話術で笑わせる比重が多くなります。
この話術のうまさと、TVで生き残っていけるかどうか・・・ここが切っても切れない関係ということです!
何?!「マヂカルラブリーさんはどうなんだ?」だと?
あれはかなり特殊な事例です。
マヂカルラブリーさんのような、特殊な例もありますが・・・基本的に『話術』で笑いを取るのが漫才です。
その人の”素のおもしろさ””人間性”が見えた方がいい
漫才は、基本的に扮装はしません。 その人の素顔が見えた状態で舞台に立ちます。
コントは扮装して、キャラになりきります。
漫才の方が、その人の”素顔””人間性”的な部分が見えやすいです。
テレビで生き残るためには、「その人自身がおもしろい!」と思われないといけません。
「その人の演じるキャラクターがおもしろい!」のは、テレビでは生き残りにくいのでしょう。
お金がかからない

小道具や扮装用の衣装にお金がかかる
「それを言っちゃあ終わりでしょう!」て感じですが・・・😁
若手はみんなお金がないです💦
コントの方が、小道具や衣装を用意するのにお金がかかります。管理も面倒です。荷持を持っての移動も大変です。
まぁそんなこと気にする芸人はほとんどいないでしょうけどね😊
漫才師は衣装にのみお金を使います。
コント師は違います。
どんなコントを考えるかで、お金のかかり具合は変わってきます。
とはいえ、そんなにお金のかかるコントを考える人はいないですけどね。
あるコンビは「このネタの制作費5万円かかったわ!」と言ってました😁
小道具1つがないだけで、ネタが台無しになる(ネタによりけり)
コントでも「この小道具がないとそもそもネタが成立しない」みたいなネタもあります。
それをうっかり忘れようものなら・・・😢
漫才は、衣装を忘れたとしても最悪私服でも舞台に上がれます! なんなら「こいつ今日衣装忘れてきたんですわ!」てアドリブでネタにもできます。
アドリブという観点でも、コントではアドリブは使いにくいかもしれません。
イベント(営業)などで呼ばれやすい
微々たる理由かもしれないですが、一応解説を・・・
例えば、何かしらのイベントで、主催者が「吉本芸人を呼ぼう!」となったとします。
主催者側が用意する物が、マイク1本だけでいい漫才の方が、主催者側もお金がかからないです。
コントは用意する物が多いです。衣装・小道具などの運搬費用もかかります。
最悪「あの小道具がない!」みたいなこともあるでしょう。
主催者としても漫才師を多く呼んだ方が楽です。
漫才の場合、衣装は本人が持って現場入りすることが多いです。
イベントによっては、野外でネタを披露します。
風が強かったら、小道具も飛んでいきます😁
まぁ風で小道具が飛んでいって、ネタができなくなれば、それはそれでおもしろいですけどね!
漫才ができたらコントもできる、逆は難しい

これもNSCの授業で、中田カウス師匠が言われていました。
僕的にもそうですね😁
一般の方でもそう思う方もいるでしょう。
TVを見ていて、漫才で売れている人はキング・オブ・コントでも決勝に行っている人が多いです。
でも逆はあまりいないです。 今後はその定説も崩れていくかもしれないですけどね😆
名もない僕がこんなこと言うのは許されないかもしれませんが・・・
「なぜ漫才がうまければコントもうまいのか・・・」僕なりの解説をします。
漫才の技術はコントも兼ねていることが多い
『漫才コント』あるいは『コント漫才』という言葉があります。 僕的に、和牛さんといえばこのイメージですね。
「漫才の中で演じるコントがうまければ、そりゃ普通のコントもうまいだろう!」てことですね。
漫才の中で演じるコントがうまければ、そら普通のコントもうまいに決まっています。
まとめ

この記事では芸人になろうとしている方に対して、「漫才かコント、どちらをやろうか迷っている人」に向けて書きました。
結論
迷っているぐらいなら漫才の方がいい
という意見も書きました。
その理由は以下の通りです
- 売れている人は漫才師が多い
- 漫才はお金がかからない
- 漫才師の方がイベントに呼ばれやすい
ただ勘違いしないでください!
「漫才をメインにやる!」からと言って、「コントをやるな!」と言っているわけではないです。
普段のメインは漫才をやるにしても、時にはコントもやるべきです。
キング・オブ・コントの時期ではそうすべきでしょう。
普段漫才をやってた人が、キング・オブ・コントで勝ち進むこともあります。
逆もまたしかりです。
普段はコントをやっていて、キング・オブ・コントでは1回戦落ちするのに、M-1で2回戦進出するコンビもいます。
漫才をメインにやろうが、コントをメインにやろうが、『キング・オブ・コント』と『M-1グランプリ』は参加した方がいいでしょう。
コントが一切思い浮かばなければ、普段の漫才ネタをコントにしてもOKです。
とにかく出ることが大切です
最後に
この記事のテーマは「漫才をやるかコントをやるか?で悩んでいる人」向けに書きましたが・・・
まぁ正直、そんなことで悩むNSC生なんかいないでしょう!
ここまで書いて「どないやねん❗💢」て感じですが・・・
別に二刀流でもOKです! 多分、野球の二刀流よりも楽です😆
ここまでお読みいただきありがとうございます! 南方神起でした!
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