- 「NSCに入ったらどんなバイトをしたらいいのだろう?」
- 「NSC生活でオススメのバイトを教えて欲しい」
この記事はこのようなかたにオススメです。
NSCに入れば、芸人として成功するまで、アルバイトで生計を立てるかたがほとんどでしょう。
しかし、芸人生活とアルバイトを両立するのはなかなかめんどくさいです。
そんな時、ほとんどのNSC入学生がこう思うでしょう。

なんか楽なバイトないかなぁ〜……
まぁNSC生だけでなく、みんな思っているでしょうけどね😊
僕は吉本興業に所属しています。
この記事では芸人活動をする上で、特にオススメのアルバイトを紹介しています。
というか芸人だけでなく、万人にオススメのアルバイトですけどね😊
この記事を読めば、「おぉ!これは結構楽そうなバイトだな!」
と燃えるでしょう。
ちなみに今からいうバイトは、5年前の僕はこのアルバイトの存在を知りませんでした。
「こんなバイトあるんや!」となかなかの衝撃でした!
そのバイトとは……
治験のアルバイトです。
詳しく解説します。
NSC生にオススメのバイト:治験のメリット【7選】


まず「治験のバイトって何?」って感じでしょう?
田舎にはほぼ存在しないバイトですからね😭
治験のバイトとは?
➡︎「国の認可がまだ降りていない薬を体に投与して、異常が出ないか調べるバイト」
もっと突っ込んだことを言えば、人体実験のアルバイトです😉
はいっ!
もうこの時点で「俺にはムリっ❗️」
というかたもいるはずです。
間違いなく人を選ぶバイトですからね😊
でも僕は、このバイトは本当に素晴らしいとも思いますよ!
治験について詳しく知りたいかたは、国のちゃんとした情報を見た方がいいでしょう。
僕個人が思う「治験」の認識と、国が提唱する「治験」の定義は違う可能性もあります。
なぜ治験をオススメするのか?
治験のメリットを7つ言いますね😊
- 普通のアルバイトよりも明らかに時給が高い
- 普通のアルバイト違い、基本的に何もしなくてもいい
- 時間が短い
- 決まった日程をなしにしてもOK
- お金をもらえるのに健康診断ができる
- 泊まり込みの治験ならご飯代もタダ
- いい薬を無料で使える
普通のバイトよりも時給が高い
まぁまずはやっぱりこれですよね😊
みんなお金が欲しいもんです!
治験は時給制ではないですが、時給に換算すると「高額バイト」なんかゆうに超えます!
治験の内容によりけりですが……
僕の感覚的には、時給の平均3,000円はいきますね😊
己の体一本のみを使って、薬の効能を調べるという……
漢気あふれるアルバイトなんで、そら時給も高いですわ😊
(女性も治験できます!)
例を挙げると、僕はコロナ禍の時にワクチンの治験を受けました。
寸分の狂いなく、2週間ずつ3回のワクチンを接種しました。
その治験でもらった金額は、およそ30分拘束で10,000円!
しかも合計10回の経過観察があるので、毎回30分で10,000円いただけました。
これはやるしかないでしょう!
ちなみに「ファイザー」「モデルナ」とは違う会社のワクチンです。
まぁ国の認可がないワクチンなんで、T-ウイルスを入れられても文句は言えませんわ😭
(バイオハザードネタです)
まぁ今の段階でゾンビにはなっていないんで、T–ウイルスではなかったですね😊
基本的に何もしなくてもいい
治験はほとんど何もすることがありません。
まぁ「何もすることがない」は言い過ぎにしても、いわゆる業務・作業はありません。
要は薬を体に投与して異常がないか調べるだけなので、ほとんど何もすることはないと言っても良いでしょう。
ただし、自宅でweb日誌などを書くことはあります。
まぁ、1日2〜3分で終わる内容のものがほとんです!
「めんどくさいな〜」と思ったことはないですね😊
いくら治験が「楽なバイト」とはいえ……
それぐらいのことはしましょう!
お金をいただいていますからね😊
時間が短い
治験はバイトのように5時間以上拘束されることはないです。
場合によっては、治験の病院にいる時間よりも、通勤・退勤の時間を合わせた方が長いこともあります😊
正直にいうと、僕は治験に行く時は「軽い散歩」のような感覚で行きますね😊
僕はけっこう治験は楽しみなんですよ!
まぁだからこそ、オススメのバイトとして紹介してるんですけど……😊
決まった日程をなしにしてもOK
治験は自分の体を預ける以上、「やっぱり怖いから行かない!」
という選択肢をとってもOKです!
それで何らかのキャンセル料などが発生することはありません。
普通のバイトは当日欠勤をしたら、間違いなく迷惑をかけます。
でも治験はOKです。
とはいえそれを繰り返していたら、さすがにダメでしょうけど。
案件が優先的に来なくなるでしょう。
お金をもらえるのに、健康診断ができる
僕が個人的に思うもう1つのメリットがこれ!
これいいですね〜!
治験は
- 事前検診
- 本試験
の2つの段階に分かれることが多いです。
「事前検診」では、被験体(要は我々)が本試験に進んでも問題ないかを確かめます。
その内容は様々ですが、大体こんな感じ
- 身体測定
- 検尿・検便
- 血液検査
- 問診
- 唾液検査
治験内容でどんな検査をするのかは変わってきますが、概ねこの5つはあります。
そして事前検診に行くだけでもお金をいただけます!
つまりお金をもらえるのに、健康診断ができます!
これは素晴らしいですよ!
なので本試験に進めなかったとしても、お金をいただけるのでガンガン治験しましょう!
泊まり込みの治験なら、ご飯代もタダ!
治験では泊まり込みの案件もあります。
短くて2泊3日
長いものだと10泊以上のもあります。
泊まり込みのものは、実際に病院に泊まります。
「入院」みたいな感じですね😊
パット見は完全に入院をしているように見えるでしょう。
その場合だと、ご飯も無料で食べれます。
家に帰れないのは難点ですが……
泊まりの案件をするのも大いにありでしょう。
僕はコロナ前に2泊3日泊まり込みを応募しましたが……
「補欠の被験体」ということで、補欠合格になりました。
でも結局はできなかったですね!
それでも病院には行ったので、交通費として5,000円はいただけました。
拘束時間は1時間もなかったですね😊
いい薬を無料で使える
最後のメリットはやっぱりこれ!
世に出ていない薬を無料で使えるので、一般販売したらそれなりに高額であろう薬を無料で使えます。
今までに2回、化粧水の治験をしたことがありますが……
どっちも使っている間は肌はスベスベでしたね!
自分で使っていても「これええな!」と明らかに違いがわかりました!
まぁ時には肌に合わない薬もあるでしょうが……
そこはご愛嬌ということで😭
「治験」の良いところを7つ書きました。
しかし、どんなものにも陰となる部分はあります。
次章でそちらを解説!
治験のデメリット【3選】


治験のデメリットは次の3つです。
「メリット」と同じように7つあげようと思いましたが……
3つが限界でした!
それぐらい僕にとっては素晴らしいバイトなんですよね〜!
「治験」って😊
- 体に何が起こるのかわからない
- タバコを吸う人はNGの案件が多い
- 治験のみで生計を立てるのは無理
体に何が起こるかわからない
治験のデメリット1つめ!
国の認可が出ていない薬を体に使う以上、何が起こるかわからない!
まぁまず、デメリットの筆頭に上がるのは間違いなくこれですよね!
上記でどれだけ「治験のメリット7つ」を挙げようが、このたった1つのデメリットが全てを上回っていきよりますわ😊
ただ補足情報を付けたします。
治験の段階まで薬がきた時点でとても安全
僕個人の感覚値ですが、治験で体に異常が出るよりも、日常生活で交通事故に出会う方が確率としては大きいです😉
そもそも人の体に投与する前に、動物(主にマウス)で実験をしています。
そこで「安全」と評価されたものを次に人間で実験をしますからね!
僕が経験したワクチンの治験(上記で解説)はアメリカ人がすでに経験済みの案件でした。
アメリカ人がすでに実証したものを、日本人がやった!
ということです。
なので僕が受ける前に、すでに人間で実証済みです。
治験まで進んでいる段階で、かなり安全だと思います。
まぁそれでもやらない人が大多数でしょうが……😭
絶叫系マシーンが大好きな人がいれば、大嫌いな人もいます。
治験はそれと同じような気がします。
そもそも世の中は何が起こるかわからない
こんなことを言えばキリがないですが……
治験で死ぬにしろ、交通事故で死ぬにしろ、そもそも世の中は何が起こるのかわかりません😊
何が起こるのかわからない以上、治験で死ぬかもしれないし、南海トラフで死ぬかもしれません😁
僕は治験を今後もガンガンとやっていきたいです。
仮にそれで死んだとしても僕は「それはそれでええや!」
と思っています。
少なくとも僕の命が犠牲になったことで、何かしらの課題が見つかったということでもありますから😊
「交通事故で死ぬよりも、治験で死ぬ方が自分の死に価値がある」
と思っています。
タバコを吸う人はNGの案件が多い
治験では健康な人のほうが被験体として好まれる傾向が高いです。
なので「タバコを吸う人はNG」な案件が多いです。
でも逆に「禁煙したいかた」が対象の治験もあります。
タバコを吸うかたは治験には向いていないような気がします。
治験のみで生計を立てるのは無理
「治験はオススメのアルバイト」ですが……
残念ながら、治験のみで生計を立てるのは不可能です。
なぜなら、1度治験を受けると次の治験まで指定された期間を空けないといけないから!
連続で治験を受けることはできません。
また、空ける期間も治験内容によって様々です。
- 1ヶ月 ➡︎ 肌に塗る薬はこれぐらいの期間が多いです。
- 3ヶ月 ➡︎ 内服薬系はこれぐらいの期間
要するに
- 「体の外に塗る薬」は空ける期間が短く、もらえる金額も少ない。
- 「体の内側に作用する薬は」は空ける期間が長いが、その分もらえる金額が多い。
オススメのバイトとして紹介して「ここへ来てどないやねん💢」
って感じですが、治験のみで生計を立てるるのは不可能と思ってください😢
世の中には、治験のみで生計を立てている「プロ治験プレイヤー」と呼ばれるかたたちがいます。
プロ治験プレイヤーになるなら「プロの芸人」は諦めないといけません。
治験がオススメとはいえ、そこまで予定を空けれるわけではないですからね😊
もし仮に「準プロ治験プレイヤー」を目指すなら、NSCを卒業してからにしましょう。
そっちの方が暇になりますからね😉
普通のアルバイトをしつつ、治験も織り交ぜていきましょう!
NSC生にオススメのアルバイト「治験」:まとめ


この記事ではNSC生にオススメのアルバイトとして「治験」を紹介しました。
「NSC生にオススメのアルバイト」としましたが、僕的には「タバコを吸わない全芸人にオススメ」ですね😊
【治験のメリット】
- 高額の金額をいただける
➡︎己の体を「被験体」にするという漢気あふれるバイトなんで、いただける金銭が高いです。 - 基本的に何もすることがない
➡︎ 簡単な日誌を書いたり、同意書を書いたりすることはあります。
しかし基本的に薬を体に投与するのみです。 - 時間が短い
➡︎ 薬を体に投与して、それで終わりです。 - 決まった日程をなしにしてもOK
➡︎「怖くなった」という理由で、途中で辞退してもOKです。 - お金をもらえるのに健康診断ができる
➡︎ 事前検診をしたときに、「健康な被験体」でないと本試験に進むことができません。
しかし事前検診でもお金はいただけます。 - 泊まり込みの治験なら、ご飯もタダ!
➡︎ ただし、家に帰ることはできません。病院で他の人と共に寝食をします。 - 良い薬を無料で使える
➡︎ 化粧水などの治験の場合、その化粧水を無料で使えます。
僕は治験は今後もずーっとやっていきたと思っています。
しかし、デメリットが存在します。
【治験のデメリット】
- 体に何が起こるかわからない
➡︎ とはいえ交通事故で死ぬ確率よりも低いでしょう。 - タバコを吸う人はNGの案件が多い
➡︎ 「禁煙した方が対象」の治験を見たことがあります。 - 治験のみで生計を立てるのは不可能
➡︎普通のバイト➕治験 でいきましょう!
またデメリットで書かなかったものがもう一つあります。
それは「治験は都会にしかない」 ということです。
とはいえNSCに入るかたは、東京か大阪のどちらかに行くでしょう。
地方にもNSCはありますが……
おそらく地方のNSCに行くかたは実家暮らしになるかたが多いと思います。
なので「デメリット」として書くのはやめました。
「地方のNSCに入るために一人暮らしするぐらいなら、大阪・東京どちらかのNSCに行く方がいい」
というのが僕の考えです。
もちろん、そこはあなた次第ですけどね😊
大阪出身やのに、あえて札幌NSCに行くのもありでしょう!
これからNSCに入り、芸人になるあなたにとって何かしらの参考になれば幸いです!
ほなね〜😆
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