- 「オススメのお笑いライブを知りたい!」
- 「できるだけコスパ良くお笑いを見たい!
今度、お笑いライブを見る人に質問です。

チケット代が安くて、最高におもしろいライブを見たい!
と誰もが思っているいるでしょう。
1口に『お笑いライブ』と言っても、その種類は様々です。
この記事では、吉本興業に所属している私:南方神起が「個人的に最もオススメするお笑いライブとは何か?」
について書いています。
「今度大阪に行ったときに、どんなお笑いライブ見よう?」と迷っているそこのあなた!
ぜひこの記事をお読みください!
それでは参りましょう!
まずは結論から!
僕が最もオススメするお笑いライブは
なんばグランド花月の夜公演 です。
詳しく解説します。
※ この記事では『なんばグランド花月』のことを「NGK」と省略します。
なんばグランド花月の夜公演が最もコスパに優れている


なぜ僕がなんばグランド花月の夜公演を最もオススメするのか?
その理由は
できるだけチケット代を安く済まし、なおかつ有名芸人を見れる可能性が最も高いのは、なんばグランド花月の夜公演だから
有名芸人が出るライブほどチケット代が高くなる
有名芸人が多く出るライブほど、それに比例してチケット代も高くなります。
売れていない芸人が多く出るほど、チケット代は安くなります。
お笑いライブのチケット代は大体そんな感じです。
まぁお笑いに限らず、なんでもそうなんでしょうけど。
僕が出るライブなんか500円で見れるのに、ダウンタウンのお2人が出るライブなんか、6000円を超えてきます。
まぁ、ほとんどなんばグランド花月に出ることはないですけどね。
この「有名芸人が多く出るのに、チケット代がそこまで高くないライブ」
これが開催される可能性が最も高いのが、なんばグランド花月の平日の夜公演です。
なんばグランド花月の夜公演でも欠点はある
「NGKの夜公演は有名芸人が出演し、なおかつチケット代が安い可能性が最も高い」
と言いました。
しかし、そんな夜公演でも欠点はあります。
- 平日の夜or日曜の夜にしか「夜公演」は開催しない
- 吉本新喜劇を見れるとは限らない
- 師匠方のネタを見ることはできない
- 普通のお笑いライブを見れない可能性もある
平日の夜or日曜の夜しか『夜公演』はやらない
「なんばグランド花月の夜公演が最もオススメ!」
と高らかに宣言しましたが……
この『夜公演』は毎日開催するわけではないんですよね〜💦
具体的には
- 平日の夜
- 日曜日の夜
- 連休の最終日
しか開催しません。
「次の日に仕事がある日」
しか開催しないんですね〜💦
また「上の3つの日に必ず開催するのか?」
と言われると、それもそうではないんです😭
「完全に不定期であり、いつやるかは分からない」
という感じです。
とは言え公式サイトを見れば、2ヶ月ぐらい前には自分が行こうとしている日に『夜公演』があるかどうかはわかります。
「大阪観光まで、あと1ヶ月を切った!夜公演があるかわからないわ!わからないわ〜!」
なんてことになる事はないでしょう。
吉本新喜劇を見れるとは限らない
まぁある意味これが1番の欠点かもしれないですね。
「『夜公演』は完全に不定期であり、いつやるのかわからない。」
と言いました。
更に開催されるにしても、新喜劇を見れるかどうかもわからないんですね〜😭
「吉本の劇場で新喜劇を見たい!」
という人にとっては大きな欠点となります。
毎日お昼にやる『本公演』では新喜劇を必ず見れます!
「大阪に行くからには、絶対に新喜劇を見たい!」
という方は、『本公演』を見る方が無難かもしれません。
師匠方のネタを見れる可能性が低い
『夜公演』では、吉本の師匠方が出る事はほとんどないです。
理由としてはおそらくですが、
「お年を召されて夜まで残る体力がないから。」
とかそんな理由だと思いますが、僕も詳しくはわかりません😊
あとは「師匠を出すと吉本が出すギャラが高くなるから!」
という理由もあるかもしれませんね😉
- 師匠を出さないから、芸人たちに払うギャラが安くなる
- 結果的に、夜公演のチケット代が安くなる
という事情はありそうな気がします😀
知らんけど。
「師匠」と呼ばれる芸人たちは、漫才師たちの大トリ(最後の出番)を務めることが多いです。
昼間にやる『本公演』では、漫才師たちの最後に必ず師匠がお出になられますが、夜公演ではほとんどないですね。
夜公演の大トリは、いわゆる『中堅』と呼ばれる漫才師が務めることが多いです。
なので「師匠の漫才を見れる可能性が低い」
というのは、夜公演の欠点です。
ちなみに、なんばグランド花月の夜公演で
- 新喜劇が見れる可能性
- 師匠方のネタが見れる可能性
「このどちらが高いか?」
と聞かれれば、個人的には「新喜劇を見れる可能性の方が高い!」
こちらに軍配を挙げます。
『夜公演』だと新喜劇を見れる可能性の方が高いです。
普通のお笑いライブを見れない可能性がある
NGKでやる公演は、大半が
- 漫才
- コント
- 新喜劇
のどれかを見ることがメインの公演ですが、時々そうじゃないものもあります。
例えば
- 誰かの単独ライブ
- 落語メインの公演
- ゲームコーナーがメインの公演
- 大喜利の公演
- トークライブ
これらがメインのライブをやることがあります。
可能性としては低いですけどね。
これらのライブは
- 「俺はお笑いが大好きだ!」
- 「とある芸人のファンだから、その芸人の単独ライブが見たい!」
- 「いつもネタばかり見てるから、たまには違った感じのライブが見たい!」
- 「私は落語が好きだから、落語を見たい!」
という人に向いている公演でしょう。
大阪観光に来た人には、あまりオススメできる公演ではない気がします。
まぁだからこそ、夜に開催する可能性が高いんでしょうけどね。
地方から観光に来た人は、上の4つのライブを見たいとはあまり思わないでしょう。
やっぱり、
- 漫才
- コント
- 新喜劇
このあたりを見たいのではないでしょうか?
いわゆる「普通のお笑いライブを見れる可能性が低い」という欠点もあります。
とはいえ……
出会う可能性は非常に低いでしょうし、今の時代はネットで検索すれば事前にわかります。
僕が見たライブで、今まで1番変わっていたライブは
芸人たちによるファッションショーのライブですね。
これが1番お笑いとはかけ離れていたライブです。
僕が出たライブではないですよ!
「ファッションショーって何やねん?」とお思いかもしれませんが……
文字通り、本当にファッションショーです。
まぁ、その芸人たちのファンの女性からたらいいんでしょうけど……
「お笑い」という感じではななかったですね😭
こういったライブもごくたまにあります。
それでも『夜公演』をオススメする理由
NGKの夜公演の欠点を挙げましたが、それでも僕はNGKの『夜公演』が最もオススメにライブです。
その理由は
- チケット代が安い
- 昼間にやる『本公演』よりも安い値段で、新喜劇を見れる
「チケット代が安い!」
は既に解説したので割愛します。
『夜公演』で新喜劇をやる場合、昼間の『本公演』よりも安く新喜劇を見れることがほとんどです。
「とにかく俺は新喜劇を見たいんだ!」
という人には非常にオススメです。
ただまぁ、大事なことなので繰り返しますが、夜公演で新喜劇をやるかどうかは不定期です。
ご注意ください。
なんばグランド花月の『本公演』の良いところ【5選】


「なんばグランド花月の『夜公演』が最もオススメ!」
と言ってきました。
しかし、昼間にやる『本公演』が『夜公演』よりも良い点があります。
【昼間にやる『本公演』のいいところ】
- 毎日必ず開催する
- 新喜劇を必ず見れる
- 師匠方の漫才を見れる
- 普通のお笑いライブを見れる
- 公演時間が長い
上4つはただ単に「夜公演の欠点」
の逆を言っているだけですわ😊
毎日必ず開催される
『本公演』は『夜公演』と違い、毎日必ずやります。
1年365日必ずやると言って差し支えはないでしょう。
僕は吉本に入って10年以上経ちますが、NGKの公演が休みになったのはコロナ禍に入った1番初めの緊急事態の時だけです。
2020年4月上旬ですね。
それ以降の緊急事態だと、基本的に毎日やっていますね。
よっぽどのことが起きない限りは、例外なく毎日公演を開催するのが、我らが吉本興業です。
ここが吉本の凄いとこなんでしょう。
ちなみに、コロナでNGKは休みになりましたが、それ以前に休みになったのは東日本大震災の時ですね。
毎日、新喜劇を必ず見れる
『本公演』では必ず新喜劇を見れます。
『本公演』で、新喜劇がやらない公演はないでしょう。
僕も聞いたことがないですし、見たことがないです。
つまり『本公演』を見れば、必ず新喜劇を見ることができます。
『本公演』では師匠方の漫才を見れる
『本公演』では必ず師匠方のネタを見ることができます。
逆に言えば師匠方のネタを見れるのは、NGKだと『本公演』ぐらいです。
新宿にある“ルミネtheよしもと”や京都にある“よしもと祇園花月”でも見れますけどね。
普通のお笑いライブが見れる
『本公演』はいわゆる普通のお笑いライブです。
というか普通のお笑いライブやから『本公演』っていうんでしょうね😀
“ネタ”と”新喜劇”がメインです。
- 大喜利
- トークコーナー
- ゲームコーナー
なんてものは一切ありません。
たまにやったとしても『本公演』のメインコンテンツではありません。
だって『本公演』やのに、ゲームコーナーとか嫌でしょう❓
俺が観光でNGKに行ったと想像して、ゲームばっかやってたら嫌ですもん😭
公演時間が長い
NGKの『本公演』は長いです。
というかお笑いライブで最も長いライブは、NGKと新宿ルミネの『本公演』ですね。
ただ「公演時間が長い」はメリットにもデメリットになり得ますね。
時間に余裕がなければ、デメリットにもなるでしょう。
『夜公演』は大体、1:30〜2:00の長さです。
吉本芸人が考える、最もコスパに優れているライブ:まとめ


この記事では「吉本芸人が考える最もオススメのライブ」について書きました。
そのオススメのライブとは
なんばグランド花月の『夜公演』です。
理由は
『夜公演』は、有名芸人が出る + チケット代が安い
➡︎ このライブに出会う確率が最も高いから
『夜公演』でもデメリットはある
しかしそんな『夜公演』でもデメリットはあります。
- 毎日やるわけではない
➡︎ 「次の日が仕事の日の夜」にやる日が多いです - 吉本新喜劇を見れるわけではない
➡︎ 「夜公演を開催する」といっても、その公演では新喜劇を見れるとは限りません。 - 師匠方のネタを見れないことの方が多い
➡︎ 師匠方のネタを見れる可能性は低いです。 - 普通のお笑いライブをしないこともある
➡︎ ”ゲームコーナー”・”単独ライブ”・“落語会”などの公演をすることもあります。
『夜公演』の開催は不定期です。
土曜日や連休の中日だと、夜に行う公演も『本公演』になります。
夜に行う『本公演』以外の公演を『夜公演』だとお思いください
ちなみに、なんばグランド花月のスケジュールを見ると『よる公演』と表記されているのがあります。
僕が言っている『夜公演』と『よる公演』は違うのでご注意ください、
- 『夜公演』は夜に行う公演のこと
- 『よる公演』は、公演の名前(ライブ名)です。
例えば、とあるコンビの単独ライブが19:00開演となってるとします。
この場合、「夜公演で単独ライブを行う」のであって
「『よる公演』という公演名のライブではない」のでご注意ください。
とはいえ、そんな違いなんか意識することの程でもないでしょうけどね😊
とにかく夜に行う公演であることに違いはないですから😊
『夜公演』は破格の値段でライブを見れることもある
僕が見たことのある『夜公演』で最も「破格の値段やな!」と思った公演内容を書きます。
- 場所 ➡︎ よしもと漫才劇場
- 値段 ➡︎ 前売:1,200 / 当日:1,500
- 《出演者》 中田カウス・ボタン / 大きこだま・ひびき / 中川家 / 海原やすよともこ・ともこ
笑い飯 / etc ……
(覚えている限りでこれぐらい)
なんばグランド花月ではなく、よしもと漫才劇場という劇場ですが、僕が見た公演の中で1番の破格の公演はこんな感じ。
漫才劇場というのは、NGKの向かいにある劇場です。
このレベルの出演者を 1,500で見れるとかエグくないですか❓😊
余裕で5,000円を超えるようなメンバーが勢揃いしてます。
このレベルの出演者を1,500円で見れるのに見に行かない人は、相当お笑いに興味ない人でしょうね😭
僕が一般の人間で、1人やとしてもこの公演は見に行きますね。
今から5年以上前の公演なので、さすがにもう1度このレベルの公演が来る可能性は低いでしょうが、
『夜公演』やと、たまにこんな凄まじいレベルの破格の公演があります。
『本公演』は毎日一律の料金で開催していますが、『夜公演』の料金はその都度変わります。
大阪でお笑いを見るなら、この『夜公演』狙ってみてはいかがでしょうか?
ほなね〜😆