はいどうも〜❗年末年始も寒いし、ネタの方も寒い南方神起です❗
- 「お笑い芸人なるには、NSCなどのお笑いスクールに入った方がいいの❓」
- 「NSCなどの”お笑いスクール”に入学するかどうか迷っている❗」
この記事は、このような方にオススメでございます。
「芸人になりたい❗」という方…
もはや、YouTuberに完全に「打ち負かされてる感」があるとはいえ…
現在も少なからず存在するでしょう!
その”お笑い芸人”になるためには「まず、お笑いスクールに入らないといけない❗」
とお考えの方も多いです。
もちろん、高3の時の僕もその内の1人でした😁
およそ40年以上前のお笑い界…
その時は「芸人になるぞ❗」と思ったら、基本的に”弟子入り”以外の手段はありませんでした。
しかし、現代では「お笑いスクールに入学するのが普通」になっています。

NSCに入るのは高い❗
そもそも芸人になるには、NSCなどのスクールに入らないといけないのだろうか…?
この記事では「今、お笑いの世界に入るにはスクールに入る必要があるのか❓」
この部分について、書いていきます。
僕は実際にNSC大阪を卒業し、現在も吉本興業に所属しております❗
それでは参りましょう!
お笑い芸人になるには”NSC”などのお笑いスクールに入る必要があるのか?


まず結論から…
入る必要はない
芸人さん達によって、意見は様々でしょう。
僕は「入らなくても良い派」ですね。
ただし、誤解してほしくないので言っておきます。
「入らない方がいい!」ではないですよ
「入る必要はない!」
ですからね。
入ったら入ったで、メリットもあります。
詳しくはこちら!
✔NSC入学したい人必見!どのNSCに入学すべき?【卒業生の考察】
なぜ入る必要はないのか…?
根拠を2つ書きます!
根拠①:You Tube・ライバー・インフルエンサーの登場
まず、1番でかい理由は間違いなくこれです。
我ら芸人の憎き敵…!と言えるかもしれません😭
YouTuberです😁
ここ数年の間に登場し、またたく間に全てを飲み込んでいきました。
その影響力は、
- テレビCMの広告費を、ネットの広告費が上回る
- 芸能人のYouTube進出にも拍車をかける。
- TVではなく、YouTuberからのスターの誕生
- 家からテレビが消える
- そして…
「おもしろい人❗」たちが、芸人ではなくYouTuberになる。
特に⑤。
現在の10代の皆さんは「おもしろい人たち❗」といえば、YouTuberを挙げることが多いようです。
もちろん、全員がそうなわけではないでしょうが…
例えば、
「今、吉本興業で最も女子人気のある若手といえば❓」
と質問をされたとします。
僕は”EXIT”のお2人を挙げます。
そのEXITも「10代からの人気がない❗」と言っていました。
まぁどこまでが本当かはわかりませんが…。
これも、間違いなくYouTuberの影響と言えるでしょう。
つまり
- 有名になりたい!
- みんなにチヤホヤされたい!
- 人気者になりたい!
➔ それなら芸人よりもYouTuberになる方いいのでは❓
となります。
こんなことを言うと
「はぁ?YouTuber舐めんな❗」とお怒りを買いそうですが…
それは「芸人でも同じ❗」と言えるでしょう。
「どっちが楽に有名になれるか?」
なんてのは、不毛な問いです。
時代の風向きで言えばYouTuberなのは明らかでしょうが…😁
今の時代。
「有名になりたい❗」
➔それなら芸人よりも、YouTuber・ライバーの方がいいかもしれない。
全ての人間が、自分の意見を言えるようになった現代。
もはや「自分の意見を発信できる場所がある」のは、芸能人だけの特権ではない
根拠②:非NSC出身者の売れっ子吉本芸人
特に『M-1グランプリ』の優勝者、最近の吉本芸人は
- 霜降り明星
- ミルクボーイ
- マヂカルラブリー
皆さん全組、NSCに入学していません。
全員、スクールではない所から売れています。
NSC生でない人でも、受けることのできるオーディションで「吉本所属」までこぎつけてます。
ほとんどの芸人が「NSCを出ているのに吉本所属までたどり着けない」
にも関わらずです。
今、名を挙げさせていただいたお3組以外にも、「非NSC出身」で売れている芸人はいます。
わざわざ50万円以上のお金を払ってまで吉本に入った。
なのに、一切お金を払っていない人が売れる❗
こんな馬鹿らしいことはありませんね😁
みんな吉本に上納金を収めただけです😊
今の吉本はNSCを卒業しないとオーディションを受けれない
ただし現在の吉本では、NSCを卒業していないと、オーディションを受けることすらできません。
これがいつまで続くかはわからないですが…
約10年前の吉本では非NSC生でも、吉本のオーディションを受けれました!
現在は困難ですね。
まぁそれなら、吉本以外の事務所に行けばいいだけです😊
余談:なぜ今は「NSCを卒業していないとオーディションを受けれない」のか?
結論: NSCの泊を守るため
NSCという学校があるのに、NSC以外の人が売れてしまうと、
「じゃあNSCの存在理由はなんぞや❓」となりますからね😁
それを防ぐために「NSCを卒業しないと、オーディションを受けさせない❗」
となったかもしれませんね😆
お笑いスクールに入らずとも、売れる人は売れる❗
だから必ずしもスクールに入る必要はない❗
NSCに入れば、メリットはある


「じゃあNSCに入らない方がいいのか?」
と聞かれれば、それは違います。
繰り返しますが、僕の答えはこうです
「入らない方がいい!」ではなく「入る必要はない!」 です。
NSCなどのスクールに入ったら入ったで、メリットもあります。
次はそこに着眼点を当てます。
「NSCってどんな授業があるの?」という方はこちら!
✔【NSCの主な授業まとめ】NSC入学したい人に伝えたい!卒業生の経験談


芸人として基礎的なことが身につく
スクールに入る事の大きなメリットはこの2つの授業を受けれる事です。
- 『ネタ見せ』の授業➔ネタの講評を受けれる
- 『発声』の授業 ➔声の出し方を身につけれる
これ以外にも色んな授業がありますが…
個人的にはこの2点が大きなメリットです。
『ネタ見せ』
➔ まず作ったネタを人前で披露しないことには、話になりません。
自分が作ったネタが実際におもしろいのか?
第3者の目線が必須です。
もちろん、YouTubeにあげても誰かに見られ、講評を受けることは可能ですが…
絶対に、スクールの講師の方が的確でしょう。
またYou Tubeの場合、無料で見られます。
無料で見られたら「無料の感じ」でしか講評されないと思います。
つまり「何も考えずにあれこれ言われる可能性が高い❗」ということです。
詳しくはこちらをご参考ください。
『発声』
➔芸人というのは「舞台に立って、大きな声で喋って笑わせる」
という職業です。これが”YouTuber”と”芸人”の最大の違いだと思っています。
この「大きな声」で喋るには、ある程度の技術が必要な気がします。
これはYou Tubeで動画を挙げてるだけでは、あまり身につかないかもしれませんね😭
まぁ、今の時代はYou Tubeでも『発声』について学べると思いますが…
「大きい声を出す」のは、NSCなどで学んだほうが良さそうです。
You Tubeだと、実践として大声を出せませんから。
詳しくはこちらもご覧ください!
スクールに入れば、芸人として基礎的な事を教えられる。
『ネタ見せ』『発声』を教えられるのは、スクールの大きなアドバンテージ
少なからず事務所のバックアップが受けれる
NSCを卒業すれば、吉本興業のバックアップは少なからず受けれます。
まぁほんとに、わずかですけどね😊
「雀の涙」ほどです。
NSC以外のスクールでも、少なからずバックアップは受けれるでしょう!
多分、吉本以上のバックアップを受けれます😁
吉本は、芸人なんか「使い捨てのコマ」としか見てないですから…😭
これもスクールに入る大きなメリットといえるでしょう。
「”芸人”というプロセスを通るべき」なのか?


この記事を見ている方に質問をします。
①有名になりたいですか?
おそらくほとんどの人が「はい❗」と答えるでしょう。
では
②「有名になる」には芸人になる必要はありますか?
これはどうでしょう?
おそらく、①よりも即答できなかった方が多いのではないでしょうか?
芸人を目指す人は大体こんな夢を持っています。
- 有名になりたい
- 人気者になりたい!
- 街中で声をかけられたい!
みんな、このゴールにたどり着くために芸人になっています。
逆にいえば「有名になりたい!」という最終目標に到達するために『芸人』という”手段”を選んでいるだけです
お笑いスクールに入る前に、以下の2つを自分の中で明らかにした方がいいかもしれません。
- 「有名になる❗」ために芸人になるのか?
- 「芸人として有名になりたい❗」のか
どっち?
ここを、自分の中ではっきりとした答えを出してから「スクールに入るかどうか」悩みましょう。
- ➔「芸人になる」のはただの手段です
- ➔ こっちの方が”本物の芸人”といえます
- ①の方…
大金を払ってまで”お笑いスクール”に入るべきなのか?
真剣に考えましょう。 - ②の方…
「”お笑いスクール”に入ってもいい!」と言えます。
「芸人になる!」ことが”手段”だと、スクールに入ってから後悔するかもしれません。
僕がNSCに入学した時は2011年。
その時は「YouTuberがこれから来る!」なんて誰も思っていませんでした。
「HIKAKINという人がいるらしい」ぐらいの認識でした。
「有名になるには、芸人になるしかない!」と思ってました。
しかし、今は2020年代…
今の自分が高3なら、お笑い芸人にはなっていないかもしれません。
まとめ


この記事では「お笑い芸人になるには”お笑いスクール”に入るべきなのか?
について書きました。
結論: 入る必要はない
「入らない方がいい」ではなく「入る必要はない」ですからね!
なぜ、入る必要はないのか?
根拠①:You Tubeやライバー・インフルエンサーの登場
みんな気軽に配信できる時代になりました。
”自分の意見”や”興味・関心”を芸能人でなくとも、発信できます。
それで有名になる事も可能です。
そうなると「わざわざスクールに入る必要があるのか?」となります。
もっといえば「芸能人になる必要があるのか?」となってきます。
根拠②:非NSC生の売れっ子芸人
”お笑いスクール”を出ずとも…
売れる人は売れます。
そして、次の2つどっちなのか?
自分に問いかけましょう。
- 「有名になる!」ために芸人になるのか?
➔ 芸人は有名になるための”手段”です - 「芸人として売れたい!」のか
➔ こっちの方が、スクールに入る価値ありです
結局のところ…
「お笑いスクールに入るのか…」
これを考えるのは皆さん自信です。
僕がNSC大阪に入学する時の値段は40万円でした。
今は50万のようです。
これから更に、値上げする可能性もあります。
- 「芸人になるのは”手段”なのか?」
- 「芸人なることこそが”目的”なのか?」
まずは、そこから考える方がいいかもしれません。
お読みいただきありがとうございます!
南方神起でした〜😊
ほなね〜👋