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NSCは厳しいのか?吉本芸人が解説するNSCの厳しいところ【5選】

お笑い芸人になるなら、ほぼすべての人が芸人学校に通うでしょう。

その芸人学校の中でも最も有名なのは、吉本興業の運営する「NSC」です。
(NSC ➡︎ New Star Creationの略)

今やNSC以外のお笑い学校もたくさんあります。

吉本以外の大手お笑い事務所はほぼすべて、自社の芸人学校を持っています。

よく勘違いされますが……
お笑い芸人になる人が、全員NSCに行くわけではありません。

吉本の芸人になる人が、NSCに行くことになります。

NSCを卒業すれば、自動的に吉本芸人になります。

そんなNSCは厳しいのか?
と思うかたはいらっしゃるでしょう!

南方神起

僕は大阪吉本に所属しています。
NSC卒業生です。

この記事は「NSCの厳しいのか?」について解説しています。

この記事を読むことでNSC内部の厳しさについて、ある程度分かるようになっています。

それではまず結論!

NSCはそこまで厳しくはない

詳しく解説します。

▶︎NSC公式サイトはこちら

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目次

NSCは厳しいのか?

学校の机

まず大前提として、人によって「厳しい」「厳しくない」の感じ方は違います。

あなたが実際にNSCに入学して、「厳しいじゃねぇか❗️💢」
と思っても、こちらとしては一切クレームを受け付けておりませんのでご注意ください😀

その場合は吉本興業にお問い合わせください😄

まぁ吉本に言ったところで「知らんがな!」
と言われるだけでしょうが😁

ということで、改めて僕の答えですが

僕はNSCは、そこまで厳しくないと感じました。

入学してから「な〜んや、大して厳しいことないやん😀」
と思いました。

NSCで厳しかったこと【5選】

「そこまで厳しくはなかった!」
と言っても、厳しいとこは厳しかったですよ😀

特に厳しいと感じたのは次の5点でしょうか。

  • 挨拶
  • 遅刻
  • 上下関係
  • 言葉遣い
  • 服装

正直、一般社会とそんな大差ないと思います😄

別にどこの世界にいようと、当たり前といやぁ当たり前ですからね😀

挨拶は立ち上がって、大きい声でする

挨拶は大事です!
NSCで「先輩に対して挨拶をしない」はもう論外でしょうね。

挨拶のしかたも、一応決まりがあります。

先輩・講師が入室して来たら、座っていたとしても立ち上がって相手の目を見て「おはようございます❗️」
です。

この「座ってても立ち上がる」
という部分が、普通よりも厳しいとこでしょう。

会社員はオフィスに先輩が入ってきても、座ったまま「おはよ〜ございま〜す」
が一般的な感じやと思います。

でもNSCは違います。
座ってても立ち上がって挨拶です。

ただこの挨拶も難しいもんで、NSCでは立ち上がって挨拶しないといけないです。

しかしバイト先でそこまでするか?
と言われれば、しないです😃

「いや、そこまでせんでも💦」
と思われる可能性もありますからね😂

これからNSCに入るかたは、NSCに通いながらバイトもする人がほとんどでしょう❓

NSCでの「礼儀」「挨拶」と、バイト先での「礼儀」「挨拶」
は、使い分けないといけない気がします。

この辺りの機微は、まぁすぐに慣れるでしょう😃

僕も未だに使い分けてます!

ざっくり分けると

バイト先 ➡︎ 普通の挨拶でOK
NSC    ➡︎バイト先よりも、一段ギアを上げて挨拶

こんな感じでしょうか。

バイト先で休憩中に上司に会っても、座りながら「おはようございます!」
と言います。

しかしお笑いの先輩に会うと、立ち上がって「おはようございます!」
と言いますね😄

ちゃんと声に出して「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す」です!
もちろん会釈も忘れてはいけませんよ!

ちなみに、NSCでの挨拶に慣れてしまうとバイト先でちょっとした弊害が生まれます!

バイト先の後輩にちゃんと挨拶をしない人がいると、
「なんやこいつ❓」って、思う感じが普通の人よりも強くなってしまいます😢

ちゃんと挨拶しない人に対してのヘイトが、一般のかたよりも高くなるんでしょうね😁

遅刻は1回で、ライブ取り消し&1ランクダウン

NSC……
というか、お笑い界において「遅刻」に対しては特に厳しいです。

NSC生のときは、「遅刻1回で次のライブの出演取り消し」
と思っていた方がいいでしょうね😀

「おまえ遅刻して来たの?こら〜!」
程度では済まないです。

現に、はんにゃのお二人は遅刻が原因で関西の劇場はすべて出入り禁止になったそうですから……
もちろん、1回の遅刻でそうなったわけではないですよ。

それぐらい遅刻に対しては厳しいです。

NSC生活も秋に入ると、各講師による選抜クラスができます。

「遅刻1回で、その選抜クラスから外される」
ぐらいに思っておきましょう。

NSC生活においては、特に遅刻には気をつけてください。

NSCにはアシスタントがいる

NSCに入学すると、吉本の社員・講師とは別にアシスタントという人もいます。

アシスタントは、1期上の卒業生が担当します。
現役NSC生のアテンドをするような人たちです。

要は3月にNSCを卒業して、4月にアシスタントとして再びNSCに戻っているということですね😀

このアシスタントが、お笑いの世界に入って最初に出会う先輩となるでしょう。

ちなみに僕の初めての授業のアシスタントは、
男性ブランコの浦井さんでした。

これは今でも覚えてます!

基本的にこのアシスタントの言うことは「絶対」です😄
異論は認めない!

怒らせるとNSC出禁になることもあり得るんじゃないかな❓

NSC生やのにNSC出禁になったら、それすなわち「クビ」
のようなもんですわ😅

まぁでも大丈夫です!
今の時代、そんなすぐキレるようなアシスタンなんかいないですから😀

別に僕がNSC生のときも、いなかったですしね😃

ただ各アシスタントによって、「厳しい」「厳しくない」
の違いはあります。

「この人がアシスタントやったら、空気がピリッとするけど……
この人やったら終始、和やか」

みたいな違いはあるでしょうね😀

このアシスタント制度がいつからできたのかは、よくわからないです。
少なくとも、できた当初のNSCにはなかった制度です。

ちなみに15年以上前のNSCでは、アシスタントが現役生を殴るようなことも普通にあったそうです😀

「口頭での注意」よりも先に、「鉄拳制裁」が先に出るタイプでしょうね〜。
実際に、殴った人とも僕は知り合いです。

当時は時代が時代ですからね😅

今はもう、殴られるようなことはないでしょう。

生徒も殴られるような生徒はもういないでしょうし……

アシスタントも、人を殴ったことはろか、人に対して怒ったことすらないような人もいるんじゃないかな?

ちなみにNSCのアシスタントですが、卒業時に募集はするそうです。

そこで「わたしなりたいです!」
みたいな感じで立候補します。

ただこれもいずれ変わるかもしれません。

僕のときは、「なりたい人は立候補した後、社員が選考する」
みたいな感じでした。

今後は、卒業前に「おまえならへんか?」
って優先的に声掛けされることもあるかもしれません。

というか、現にそうなってる可能性もあります。

「アシスタントになる、ならない」はもちろんあなたの自由です。

僕は興味なかったので、全くなる気はなかったです。

当時も一応、アシスタント給料は出てたそうですが……

最低時給もびっくりの給料しか出なかったようです😀

「普通にアルバイトしてた方がマシ!」
というレベル。

今はもう改善されてるかもしれません。

それでもバイトしてた方がマシかもしれませんけどね。

あくまでも金銭的な意味ではね。

とはいえアシスタントになった方が、その後の芸人活動が有利になるようなことは多々あるでしょう。

講師によって「怒りの地雷」が違う

NSCは授業は「吉本の社員」ではなく、講師が担当します。

その講師によっても、「どこに怒りの地雷があるのか……」
それぞれ違いがあります。

「ネタ見せ」の授業を例に説明すると……

A講師は「声量」「言葉遣い」に対して厳しい。
しかし「ネタを途中で飛ばしてしまった」ことには厳しくない。

B講師は「言葉遣い」に対しては寛大。
しかしネタを途中で飛ばしたら、そこで即終了。

こんな違いがあります。

「ネタ見せ」を例にしてますが、結局は人によって怒るポイントが違います。

この記事をNSC卒業生が読んでいたら、
「A講師はあの人」「B講師はあの人」ってわかるでしょうね😃

それぐらい講師によって、評価のポイントが分かれます。

僕はとある講師に「尊敬語と謙譲語を使えよ❗️」
と怒られたことがありすが……

「尊敬語」と「謙譲語」
とか言われても分かりますかね❓

普通の“敬語”とは違うんでしょうね〜😄

確かに小学生のときの国語の教科書にそんことが載っていた気がしますが……
覚えてないです😃

具体例を挙げれないですわ😭

まぁ普通の敬語よりは、一段上の言葉遣いなんでしょうね〜😀

そんな教科書に載っているようなことなんか覚えてないから、芸人になってるんですから😂

服装は、半ズボン・ダメージジーンズ厳禁

僕がNSC生のときは「半ズボン、ダメージジーンズは厳禁」でした。
今もそうなのかは微妙ですけどね。

衣装として、半ズボン・ダメージジーンズはもちろんOKです。

でもNSCにおいてはそれはNG!

NSCのときは学校内はおろか、NSC周辺を歩くときですら、半ズボン・ダメージジーンズはNGでした。

NSC周辺というのは要するに、難波のことですね😃

「そんな格好で師匠に出会ってしまうと失礼!」
というのがその理由でした。

NSC生と街を半ズボンで歩く若者の違いなんか、全くわからないでしょうけど❗️

とにかく僕がNSC生のときは、「難波に半ズボン・ダメージジーンズで来るのはNG」でした❗️

とはいえ別に守ってない生徒もいましたけどね😀

NSCは「ダメ」な事をしてしまったときに対しての制裁が、他より厳しい気がします。

僕はそもそも、半ズボンとダメージジーンズが好きではないです。
なのでNSCとか関係なく着用しなかったです。

先輩との上下関係も一般社会よりは厳しい

先輩と後輩

NSCでの先輩との上下関係について、深掘りします。

少しでも早く芸人になったら「先輩」

吉本では先にお笑いの世界に入った人が先輩です。
「年上・年下」関係なく、先に入った方が先輩。

これはお笑い芸人全員がそうだと思ってましたけど……
事務所によっては違うそうです😄

とはいえ、お笑い界全般で大体「先に入った方が先輩」です。

言い換えれば先輩ということは、それだけ「偉い」ということでもあります。

どれだけポンコツで性格が終わってる人だとしても、その人が先輩なら、その人の方が偉いです😢

「ただ先に入っているというだけで偉い❗️」
これに対して、違和感を覚える若者は多いでしょう❓😃

僕は同期に「谷畑」という人がいました。
谷畑は、兄弟でした。

そして弟が先にNSCに入っており、兄が20代後半でNSCに入っているという状態でした。

つまり僕は、兄に対してはタメ口OK!
弟に対しては敬語です😭

元リアルキッズのおふたりなんかその最たる例でしょう!

僕は現在33歳で、41歳の後輩がいます。
(というか、年下の後輩も結構います!)

その後輩は僕に対して敬語で喋り、僕はそいつに対してタメ口で喋ります😃

その光景を見ていた、バイト先の40歳ぐらいの上司にこんなことを言われました。

「君なんで、あんな年上に対してタメ口で、あの人は君に対して敬語なんや❓
しかも、あの人もそれを受け入れてるし……」

「いやっ、それが芸人の世界なんで!」
と答えました。

でも言われて「はっ❗️」となりましたね😄
「確かに❗️」と……

でも僕もそいつも、なんの違和感もなく……
普通の事でしたね😁

あなたが40歳だとして、来年のNSCに入ったとします。

僕は普通にタメ口で喋りますし、他の同期も普通にそうしてくるはずです😄

年を取ってからNSCに入ってくる生徒もいますが、年下にタメ口で喋られることを受け入れられない人は、おそらく卒業まで続かないでしょう。

さすがに“おばあちゃん”に対してタメ口はないですけどね😀

イヤな先輩からは逃れやすい

「上司ガチャ」という言葉があります。
嫌な上司に当たってしまうと、会社員生活が詰みます。

芸人はイヤな先輩からは比較的、逃げやすいです。

会社員は「イヤな先輩から逃げる❗️」
ということは不可能に近いでしょう。

しかし芸人は、会社員よりは逃げやすいはずです。

ライブなどでイヤな先輩と一緒になることはあるでしょうが……

そのライブが次あるのかはわからないですし、次に共演するかもわからないです。
その先輩がヤメることもありますしね。

ただ、当たり前ですが……

「この仕事が今後の自分の芸人人生を左右する」
というぐらい重要な仕事なら、イヤな先輩やとしても共演すべきです😃

僕は「この人と仕事したくない❗️」
というほど嫌いな先輩はいないですけどね。

「プライベートで関わりたくない❗️」
ならいます😚

芸人にしろ会社員にしろ、どんな人間も仕事はある種の仮面をつけてやるもんです。

ここまでは「精神的な厳しさ」にフォーカスしてきました。

「肉体的な厳しさ」もあるにはあるんで、一応そちらについても書きます。

“発声”の授業では筋トレをする

発声

「発声」の授業があります。
舞台に立つからには、どれだけおもしろいことを言おうが、お客さんに聞こえる声量じゃないと意味がありません。

それを鍛えるための「発声」の授業です。
発声では腹筋をします。

「大きい声を出すには腹筋を使って出さないといけない!」ということなんでしょうな😀

その大きい声を出すのに必要な腹筋を鍛えるために、腹筋をします。

僕がNSCに入って最初の授業は「発声」でしたね!

部活をしていない人には苦行

発声でする腹筋ですが、キツイ人にとってはかなりキツイでしょうね😢

特にNSCに入るような人は、「運動なんか体育の授業以外でしたことない!」
という人も多いはず……

生まれて初めての「筋トレ」が、まさかのNSCでの授業やなんて……
そんなこと誰が思います❓

現にこの「腹筋」がイヤで、発声の授業に参加しない生徒もいました。

NSC唯一の肉体的なしんどさ……
それが「発声」です。

とはいえ、NSCの講師も年を経るごとに変わっていきます。

あなたがNSCに入った時に果たして「腹筋」があるのか❓
それはわかりまへん😀

もしかしたら、僕たちの期よりもキツイ腹筋かもしれませんしね😄

僕は楽しかったけどね!

ちなみに腹筋ですが、僕は楽しんでやっていましたよ!
現に発声の授業に関しては、一度も休まなかったですから😁

あの軍隊のように、講師が「そこまで❗️」
と言うまで腹筋をし続ける感じは……

僕は大好きでしたね❗️
発声の先生も好きでしたし😄

「軍隊のように」と言っても、別にスパルタな先生ではなかったですよ!

いくら腹筋をするといっても、学生時代に部活をそれなりに真剣にやっていた人には、そこまでキツくないでしょう。

学生時代に発声でする腹筋以上の筋トレを、毎日のようにしていたはずです。

僕も中学・高校ともに、部活をしていました。

その経験があったので、発声での腹筋なんか楽勝でした😁

ただ中には、発声で「生まれて初めて筋トレをする」
というかたもいるでしょう。

そういう人にとってはキツイでしょうね😢

「なんで芸人になるのに、筋トレなんかせなあかんねん❓」
と思うはずです😭

NSCに入らずに吉本芸人になれるのか?

ここまでNSCの厳しいところを書いてきました。

繰り返しますが、僕は「思っているほど厳しくはなかった」です。

ここでこう思ったかたもいるでしょう。

「NSCに入らずに吉本に入る方法はないのか❓」と……

結論から言えば、ないです。

NSCに理不尽な厳しさはもうない

怒っている人

15年以上前のNSCは、ブラック学校だと言えるでしょう。

しかし、時代の流れとともにNSC……
というか吉本興業も変わってきているとも思います。

昔のNSCは「厳しい」ではなく「理不尽」があった

昔も今も、NSCが普通の学校よりも厳しいのは変わらないでしょう。

ただ昔のNSCは「厳しい」ではなく「理不尽」がありました。
厳しいと理不尽は違います。

入学金さえもらったら、あとは邪魔な存在

NSCは15年ほど前も現在も、授業料は入学前に一括払いです。

つまり入学前に一括払いをすることで、その後は余分なお金を払うことはありません。

つまり「入学金さえ払ってもらったらあとはいつ辞めてもいいよ!」
という存在ともいえます。

だって入学前にもう、取るべき金は取ってますから。
あとは邪魔な存在なだけです。

昔のNSCはそこから、理不尽な理由で生徒をクビにしていったそうです。

僕が入った13年前のNSCではそんなことはなかったように思いますが……
15年〜20年以上前のNSCでは、些細な理由で生徒をクビにしていたそうです。

これは売れている先輩方のYouTubeなどでも同じことを言っていますね。

例えば東京NSCの例ですが、当時は「NSCを出たら立ち止まっていはいけない!」
という謎のルールがあったそうです。

そこでとある生徒が、歩いている最中に靴ひもが解けたので、ひもを結んでいました。
するとアシスタントに見つかって、NSCクビ!

というエピソードを聞いたこともあります。

「立ち止まったらアカンいうたやんけ💢❗️」
ということなんでしょう。

もちろん真偽は定かではないですが……

僕からすれば、正直ありうるやろうな!
とも思います😀

NSC合宿の体験談

2019年に吉本闇営業問題がありました。

そのときの『ワイドナショー』でNSC合宿の契約書の文面が問題にあがっていました。
あまり話題にはならなかったですけど😂

NSC合宿は今でもありますね。
この合宿だけは、入学前の授業料とは別に払う必要のあるものです。

参加するしないは、個人の自由です。

当時の総額は5万円でした。
今も、それぐらいやと思いすよ😃

その合宿に参加する際に、紙の契約書を書かされます。
そこには平たく言えばこういう意味の文章が載っていました。

「この合宿であなたが死んでも吉本は一切、責任を取りません」

『ワイドナショー』で東野さんがこの契約書の文面を取り上げていましたが……

はっきり言いますね😄

間違いなくそう書いてました!😁

僕の記憶にもちゃんと残っています😃

ただ、今の価値観からするととんでもないことを書いてます。

しかし当時は「なんやこんなことを書いてあるで!吉本らしいな〜!」
って思ってました!

同期とも「こんなこと書いてあるで〜!」
と笑い合っていました😁

今、そんなこと書いてあったらアウトでしょう。

社員に殴られている同期もいた

これもNSC生の時の話です。
社員に殴られている同期(当時はNSC)もいました。

しかも、明らかに殴られるようなことではない理由で!

とある仕事で、社員はNSC生に仕事の説明をします。

そしてとある生徒がちょっと勘違いして解釈したんでようね。

「これってこういうことですか❓」
と質問しました。

そしたら「違うわ❗️」って殴られていましたね。

そこまで本気で殴られていたようには見えなかったですが……
まぁ、完全にアウトでしょうね。

一応NSCの名誉のために言いますが、その社員はNSCの社員ではなかったです。

ノーギャラの仕事もあった

メディアで先輩方が「ノーギャラの仕事があった」
とよく言っているのを聞くでしょう❓

これは僕もありましたね。

同じ仕事をした後輩とも未だに会いますが……
彼も未だにその仕事のギャラを振り込まれていないようです。

2015年ぐらいの話です。

その後輩と初めて会ったのが、そのノーギャラの仕事でしたね。

その後、別のバイト先で会って「あのときのギャラまだもらってないよな❓」
と意気投合しました。

ノーギャラとまでいかないにしても、14時間拘束されて4,000円しかもらえなかった仕事もありましたね。

交通費込みなんで、14時間で3,000円ぐらいです。

吉本も「ちゃんとする」ようになった

かつてのNSC……
というか「吉本」は今の時代でいう、ブラック企業でした。

ちなみに現代では「ブラック企業」の定義は

  • 長時間労働
  • パワハラ・セクハラ
  • 低賃金

などのことを言いますが……

昭和時代の「ブラック企業」の定義は

「ヤ○○とつながりのある企業」
のことを指す言葉です。

そういう意味で吉本は、どっちの意味でもブラック企業といえますわ😃

とはいえ現役NSC生から話を聞く限り、社員の話を聞く限り、また僕の肌感をもってしても……

時代ともに吉本は「ちゃんとする」ようになってきています。

ちゃんとお金を払うようになって来ましたしね😃

昔なんか、「はいこれギャラ!」
ってケンタッキー渡されたこともあったらしいですから!

あなたが「ちゃんと事務所に入りたい!」
というのであれば、吉本以外の選択肢も考えた方がいいと思います!😀

NSCは厳しいのか?:まとめ

ホール

この記事は「吉本の運営する学校NSCは厳しいのか?」
というテーマで書きました。

案外、厳しくはなかったです。

ただ、この「厳しい・厳しくない」の感じかたは人それぞれだということをご了承ください。

また「案外、厳しくない」
といっても、厳しい部分はあります。

それは以下の5つです。

  • 挨拶
    ➡︎ 先輩・講師が来たら、立ち上がって「おはようございます」です。
  • 遅刻
    ➡︎ 遅刻に対しては特に厳しいです、
    1回で、ライブの出演取り消しと思ってください。
    下手をしたら、選抜クラス除外んもあり得ます。
  • 上下関係
    ➡︎ 先にお笑い界に入った方が先輩であり、年下でも敬語です。
  • 言葉遣い
    ➡︎ 講師によっては“言葉遣い”にかなり厳しいかたもいます。
    「尊敬語・謙譲語を使えよ!」と怒られますが、尊敬語・謙譲語とか言われても、僕にはわからないです
    具体例を挙げらないです😀
  • 服装
    ➡︎ 短パン・ダメージジーンズは厳禁です。
    ただ、今もそうなのかはわかりませんが……
    短パン・ゾウリはやめた方がいいでしょうね。

いくらNSCとはいえ、一般企業とそこまで大差はないでしょう。

ただ、学校よりは厳しいのは間違いないです。

NSCに入る人は「高校・大学卒業後、すぐにNSCに入る!」
というかたもいるでしょう。

おそらくですが、「今までの人生で敬語なんか使ったことない!」
という人も中にはいるはずです。

そういう子を見たこともありますしね😄

そんなかたはご注意ください。

NSCは学校ですが、厳しさは一般企業と変わらないです。

NSCに入ったら、社員・先輩・講師には絶対に敬語ですよ。
そうじゃないとしばかれます。

最後に個人的に大事なことを言いますね。

この記事では「NSCが厳しいか、厳しくないなのか」
について書きましたが……

「厳しいかどうかで、NSCに入る・入らない」
を決めるなら、NSCに入るのはやめましょう。

それなら、他の事務所の方がいいと思います。

特に今は、YouTubeがありますからね。

わざわざNSCに入らずとも、芸能活動のようなことはできます。

僕がNSCに入ったのは2011年です。
そのときは、ガラケーの時代です。

SNS・youtubeなんて、全く一般的には浸透していなかったです。

現代では芸能事務所なんかに入らずとも、ネタの投稿もできます。

なので、そもそも「NSCに入る必要があるのか?」
から考えた方がいいかもしれません。

僕が20歳ぐらいのときは「有名になりたい!」
と思ったら、芸能人になるぐらいしか選択肢はなかったです。

しかしもはや、「芸能人」も「YouTuber」も垣根がなくなっています。

1年間で、NSCの50万円を払う価値があるのかどうか……

そこから真剣に考えるべきやと、僕は思います。

この記事を読んでいるあなたが、もし吉本に入ったとして……
南方神起に出会ったら、一声おかけください!

ほなね〜😁

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