- 大阪で生のお笑いを見たい!
- なんばグランド花月を見に行きたい!
- なんばグランド花月って本当におもしろいの?
この記事は、このような方にオススメです
「なんばグランド花月」を見に行った人の感想を聞きたい!
このような方にこそ、届いて欲しい記事です!
この記事は吉本所属である僕が、ゴールデンウィークに、1人でなんばグランド花月を見に行った時の感想です。
「吉本所属だからいいように書いてるんだろ?」とか……
そんな事は一切ありません。
純粋に、1人の吉本芸人として……お笑い好きな人間として……
NGKを見に行った、1人の人間としての感想を書いてます!
吉本興業の南方神起と申します!
よろしくお願いします〜!
この記事を読んでいる皆さん!
こんな記事なんか読むのやめて、今すぐになんばグランド花月のチケットを予約してください😊
それぐらいの気持ちで書いております!
それでは参りましょう!
まずは、なんばグランド花月を見にった感想です!
やっぱりなんばグランド花月は最高!
なんばグランド花月を1人で見に行った理由
僕は、関西にある色んなお笑い劇場の感想を書いています。
僕は吉本所属です。
「なんばグランド花月(略称:NGK)の感想は、見に行かんでも書けるやろ」
と思ってました。
現に、NGKは今まで何回も見に行った事があります。
実際に行かずとも、感想は書けるでしょう!
でもふと思いました。
「いやっ、あえてゴールデンウィークのNGKを見に行く事もありとちゃうか?」と……
普通のお笑い芸人なら、ゴールデンウィークに自社の劇場を見に行く事はしないでしょう。
でもあえて「自らの身銭を切ってNGKを見に行こう!」と決意しました。
もちろん、友達や彼女と一緒に見に行くのが最高です。
でも急に決めた事なので、1人で見に行くしかありませんでした。
なのでゴールデンウィーク最終日の最終公演を見に行きました。
なんばグランド花月の開演まで
- 開場時間 18:30
- 開演時間 19:00
- 座席は2階席の最後列
つまり、舞台から1番遠い座席ですね。
“なんばグランド花月”開演まで、ショップをウロウロ
ゴールデンウイーク最終日とはいえ、保々満席でしたね。
チケットは完売すると思ってたけど、結局しなかったようです。
「今まで何回もNGKに来た事はある!」と言っても、コロナ禍になってからは初です。
NGK内の各ショップも色々と変わってました。
「へ〜!こんな感じになってるんや!」てね。
「よしもとエンタメショップ」というお店も行きました。
そこには、吉本芸人のグッズが売っております。
何も買わずにお店を出ました😊
だって、吉本芸人が吉本芸人のグッズを買うって、意味わからないですからね!
なんばグランド花月の劇場内に入る
エスカレーターに乗って、NGKのエントランスに行きます。
エスカレーターを上がって左側にこんなものがありました。
これを見た時の感想は……「意味がわからん!」でした😊
そして今も意味はわからないです。
僕が最後にNGKに来た時は、エントランスにレッドカーペットなんか引かれてなかったですね。
それに僕の知っている、NGKの受付のお姉さんは皆さん、いなくなっていましたが……
相変わらず、皆さん綺麗でしたね😊
あとびっくりしたのが、NGKの警備員に若い女性スタッフがいた事ですね😀
これも皆さん綺麗でした😉
コロナ前なんか、おっさんの警備員しかいなかったですからね😭
しかも仕事中に、たこ焼き屋の呼び込みをやり出しよるからね。
自分の座席に座る
開演時間の10分前(18:50)に自分の席に座ります!
もちろん、僕の両隣には知らない人が座ります。
僕の左にはカップルが座っております。
会話からして「お笑い好きのカップルやろな!」とわかりました。
女性 「M-1はいつも見る!だって感動するもん」
男性 「へ〜そうなんや!」
女性 「芸人で誰が1番好き?」
男性 「芸人なら、浜ちゃんやな〜。でも、ネタなら金属バットやな」
女性「アハハハ!すごい尖ってるよね〜!
男性「そうやな〜!でも、かまいたちも好きやな!」
女性「かまいたち、おもしろいよね〜!」
こういう会話は、聞き耳を立ててしまうもんです😊
僕の右側には、僕と同じく「1人で見に来てるんやろな〜!」と思しき方が座っていました。
NGKに1人で来るとは……
この方も、お笑い好きの方でしょうね😁
なんばグランド花月の前説は、なし
コロナ前のNGKや祇園花月では、開演の10分前に若手芸人による前説が始まります。
残念ながら、現在は前説はありませんでした。
ちなみにこの「前説をできるようになる!」
という所まで、たどり着ける芸人がほとんどいないです。
見ているお客さんからしたら「知らん若手が出てきよったな!」って感じでしょう。
吉本には6000人の芸人が所属しておりますが……
- なんばグランド花月
- よしもと祇園花月
- 新宿のルミネtheよしもと
これらの劇場で「前説をできる芸人!」というだけで、上位300には入っているでしょうね😌
前説の代わりに、映画の宣伝のような映像が流れる
僕は前説から楽しむタイプです。
しかし、コロナの影響でしょう……
前説はなかったですね😭
その代わり、NGKのスクリーンに訳のわからん映像が流れていました。
映画を見に行った時の、予告編のようなものですね。
いつもなら
- 「スマホは音が出ないようにしてください」
- 「ケータイ電話による撮影・録音は一切禁止しております」
- 「拍手の練習をしましょう!」
などの、おなじみの前説の流れがありますが……
今はNGKスタッフのお姉さんが、本番前に客席でお客さんに対して言っているようです。
まぁ前説を芸人がするよりも、綺麗なお姉さんが出てきて、「ケータイ電話は音が鳴らないようにしてください!」
と言った方が個人的には嬉しいですけどね💓
“なんばグランド花月”開演直前
コロナ前なら、前説芸人が「それでは本番スタートです!」と言った後、劇場が暗くなって本番がスタートします。
そして、1組目の登場曲が流れたときに、再び明るくなって1組目が登場します。
現在は、前説もなくそのままの明るさで、登場曲が流れてスタートに変わっていました。
これはどうなんでしょうね?
本番が始まる前に、一回暗くした方がいい
基本的に演劇は、本番が始まる前に場内BGMの音を大きくします。
おそらく皆さんも、ご経験があるでしょう。
BGMを大きくすると同時に、劇場内の電気を暗くします。
NGKは、本番が始まる時に
- いったん暗くすると同時に、BGMを大きくする
- 1組めの芸人の登場曲が流れる
- 登場曲が流れて、少ししてから再び電気を明るくする
- 1組め登場
僕が最後にNGKを見に行った数年前はこんな流れで、本番が始まっていました。
今回は、そのままスタートだった
今回NGKを見に行った時は、本番が始まる時に
- BGMを大きくする
- 客席の電気を暗くする
こういった演出が無くなっておりました。
コロナの影響なんでしょうか?よくわかりませんが……
とにかくなかったです。
映画の予告編のような映像が終わった後に、チャイムが鳴ります。
そのままの明るさで、本番スタートです。
「電気を消す」「BGMを大きくする」で、お客さんに構えさせるべき
個人的には、本番が始まる前に
- BGMを大きくする
- 客席の電気を暗くする
この2つの演出はあった方がいいです。
なぜなら本番が始まる前に、お客さんに「いよいよ本番が始まるぞ!」とスタンバイさせた方がいいから。
前説もなく、予告編のような映像が流されていて、いきなり本番が始まると……
お客さん側がまだスタンバイできてないような気がします。
あれ?なんか急に始まったぞ!
こんな感じの空気が、お客さんの間に流れていました。
特に自分は、2階席の1番後ろで見ていました。
なおさら「おぉ、いきなり始まるんか」という空気が流れていました。
なので
- BGMを大きくする
- 電気を暗くする
本番直前に、この2つの演出が合わさる事で、
おっ!いよいよ始まるぞ!
と、お客さんにスタンバイさせれます。
この「本番前」と「今か本番が始まりますよ!」の間を区切る演出は、コロナ前の方がよかったですね😊
もっとお客さんに「本番が始まるぞ!」と構えさせた方がいいというか…
とはいえ……
その演出があろうがなかろうが、ほんのちょっとの変化しかないですけどね😊
長々と書いて「どないやねん!」って感じですが、
どっちかと言えば「あった方がいいやろな」ぐらいです😉
そんな事で、ライブの点数なんか変わらないでしょう。
”なんばグランド花月”本番スタート
そいていよいよ、1組目が登場します。
上で書いたように、登場した直後は「いきなり始まった感」がありましたね😭
特に2階席はね。
なんばグランド花月の公演の流れは
- 漫才・コントブロック
- 休憩
- 吉本新喜劇
この流れで進みます。
漫才ブロック
なんばグランド花月は1階席と2階席があります。
NGKは1階席で見るべき
やっぱり見るなら、1階席で見た方がいいですね。
2階席の方が、チケット代500円安いですが……
可能な限り1階席で見るべきです。
1階席のお客さんが、のけぞるほど笑っていても、
2階席のお客さんは「そんなに笑ってない」という場面もありましたからね。
NGKの2階席は、舞台までが遠いです。
お客さんも「うわっ!遠いな!」と言ってましたから😭
最後3組のウケ方は別格
とはいえ、漫才ブロックの最後3組。
- 笑い飯
- 中川家
- 海原やすよ・ともこ
このお3組のウケ方は、別格でした😁
2階席ものけぞるほどの、波打つような笑いが起きてましたね😊
特に中川家:礼二さんの、電車関連のモノマネ。
その中に「新幹線のトイレ」があります。
おそらくお客さんも、そして皆さんも、TVやYouTubeで見た事があるでしょう。
ネタで「新幹線のトイレ」の部分に差し掛かった時に、客席から拍手が起こりました。
その時に思いましたね。
「あっ!礼二さんの新幹線のトイレは、志村けんさんの『アイーン』の領域に入っているな」と……
普通、TVやYouTubeで見た事のあるネタはこう思うはずです。
「いやっ、それ見たことあるけど」ってね。
でも「新幹線のトイレ」の話になった時に拍手が起こるとはどういう事か?
お客さんも
- 「よっ!待ってました!」
- 「来た来た!あれが見れる!」
そう思ってるという事ですね。
なので、「志村けんさんの『アイーン』の領域に入りつつあるな」と思いました。
NGKのよしもと新喜劇開演
休憩が終わった後に、吉本新喜劇です。
僕か見に行った当日は、ゴールデンウィークの最終日・最終公演です。
お客さんも疲れていたのでしょう。
漫才ブロックの
- 笑い飯
- 中川家
- 海原やすよ・ともこ
このお3組で、笑い疲れていた印象がありますね😊
そして、2時間10分にわたる公演が終了しました。
正直、あっという間でしたね。
2時間10分って……
近鉄特急:ひのとり が難波〜名古屋まで行く時間と同じですからね😁
なんばグランド花月を見に行った感想
いや〜、あんまり舞台に出る側の僕が、こんなことを言うのは良くないですけど……
見に行ってよかったですね😁 元気が出ました。
最高でした。
何よりもその日の出演者が全員、僕よりも芸歴が先輩やったのがよかったですね😊
後輩が出てたら、逆に元気なくなってる可能性ありますからね😭
「俺こんなもん見て、笑てる場合ちゃうわ!!」ってね。
「あっ!俺ってやっぱりお笑いが好きなんやな!」と再確認できました😊
お笑いの素晴らしさに、再び出会えた気がします。
開演前は「まぁ〜ほとんど笑う事はないだろうな」と思ってました。
僕も芸人ですからね。
「笑わない!」と決めてたわけじゃないですよ。
「笑う事はないだろうな!」と思ってました。
でも、いざ始まってみると、1人やのに普通に笑ってしまいましたね。
1番笑ったのが、新喜劇の島田珠代さんのセリフでしたけどね😁
6月4日にその新喜劇が 放送しますから、ぜひご覧ください。
僕はこちらの記事で「お笑いライブを初めて見る人は、NGKに行くべし!」
という結論を書いてます。
✔️お笑いライブを初めての人必見【初心者にオススメの関西の劇場3選】
今回、GWに1人で見に行って更にその想いを強くしましたね。
「お笑いを人生で初めて見る!」という方は、4,800円払ってでもNGKに行くべきです。
変に安い劇場に行くと、損するでしょう。
それぐらい、自信を持ってお届けできますね!なんばグランド花月は。
師匠方のおもしろさなら、吉本が圧倒的やと思いますよ。
なぜなら、吉本の師匠方は若者も笑わせないといけないから!
吉本以外の劇場なら、「そもそもお客さんはご老人しか来ない。」
という劇場もありますからね。
それだと、若者の事なんか気にしなくてもOKですから。
さぁ!そういうわけで、この記事は「1芸人がゴールデンウィークになんばグランド花月を見に行った話」でした😊
ほなね〜😊