- 「お笑いライブをできるだけ安く見たい!」
- 「よしもと漫才劇場ってどんなとこなの?」
- 「なんばグランド花月のチケットが完売だったら、他に行ける劇場はないの?」
この記事は、このような方にオススメです
せっかく大阪にお笑いを見に行こうとしたのに、なんばグランド花月が完売だった!
このような方はいませんか?
実は、そんなあなたにオススメする吉本の劇場が、なんばグランド花月の向かいにある『よしもと漫才劇場』です。
僕は大阪吉本に所属しており、大阪に住んで11年目です。
吉本の劇場について詳しく話せます。
この記事では吉本に所属している僕が、よしもと漫才劇場の「良い点【5選】・悪い点【3選】」について書いてます。
この記事を読めば「吉本には、なんばグランド花月以外にもこんな劇場があるのか?」とわかります。
それでは漫才劇場の良い点【5選】・悪い点【3選】とはこちらです。
[良い点5つ]
- なんばグランド花月よりもチケット代が安い
- 毎日、お笑いライブをやっている
- 土日祝は有名芸人も出る
- 土日祝は吉本新喜劇もやる
- 漫劇はNGKの目と鼻の先にある
[悪い点3つ」
- 無名の芸人が多い
- 吉本新喜劇はやらない日が多い
- 入場時にわざわざ5階まで上がる必要がある
「悪い点」の方から、解説していきます。
よしもと漫才劇場とは?
「そもそも『よしもと漫才劇場って何?」という方もいると思うので、簡単に解説します。
よしもと漫才劇場とは?
吉本の若手が出る劇場
こんな感じに思っていただければOKです。
「NGK(なんばグランド花月の略)にも若手が出るだろ?」という人もいるでしょう。
NGKは、出演者の後半からベテランになっていきます。
漫劇(よしもと漫才劇場の略)は、基本的に若手しか出ない劇場でです。
たまに漫才番組の収録などで、大御所漫才師が出ることもありますけどね。
「この俺の、よしもと漫才劇場の魂の叫びを知りたい!」
という方はこちら!
よしもと漫才劇場の悪いとこ【3選】
漫才劇場の悪いところ3つは、以下の通りです。
- 無名の芸人が出ることが多い
- 吉本新喜劇はやらない日が多い
- 入場時・退場時に、5階まで行く必要がある
あえて3つ挙げただけで、①がほぼすべてです。
漫才劇場の悪いところ①:無名の芸人が多い
この記事をお読みのあなたに、やってほしいことがあります。
「よしもと漫才劇場メンバー」と検索してください。
知っている芸人、何人いますか?
漫才劇場メンバーのほとんどは無名
「わざわざ大阪に行ってお笑いを見るんだから、知っている芸人を見たい!」
そう思うのが人情です。
僕が一般の人間だったら、間違いなくそう思うでしょうね。
しかし漫才劇場メンバーは、一般の方からしたら「知らんな」という芸人ばかりでしょう。
漫才劇場には、お笑いファンでもない限り知らない芸人がたくさん出演します。
「知らない人!」に対して、人は嫌悪感を持ちます。
「せっかくお笑いライブを見にきたのに、知らない芸人ばかり出る!」
これが、漫才劇場の大きな欠点です。
よしもと満載劇場に出れるのは、若手の精鋭
しかし、吉本にいる人間として断言します。
漫才劇場に出演できる芸人は、若手の中の精鋭です。
漫劇に出れる芸人を“劇場メンバー”と呼びます。
この“漫才劇場メンバー”に入れるだけでいかにすごいか……
これはコロナ前まで漫才コンビを組んでいた僕が、1番よくわかります😊
よしもと漫才劇場の公式サイトで、劇場メンバーの顔を見て「ほとんど知らんわ!」と思うでしょう
でも本当に売れてない芸人は、公式サイトに顔写真が載ることがないですから😭
顔写真が載ってる段階で、少なくとも吉本からは認められています。
大切なことなので強調します。
漫才劇場に出れる段階で、そもそも吉本から認められたおもしろい芸人である
なので、無名の芸人が多いとはいえ、
漫劇には吉本から認められた、将来有望の若手が数多く出演します。
「おもしろくないない!」ということはあり得ません。
まぁ中には「なんじゃこいつ!?」みたいな芸人もいるかもいしれませんけどね🤣
それは、ご勘弁ください。
漫才劇場の悪いところ②:吉本新喜劇はやらない日が多い
現在の吉本興業のメインコンテンツは、吉本新喜劇でしょう。
その新喜劇を漫才劇場ではやらない日が多いです。
「やらない日が多い」ということは、やる日もあります。
土日祝はやる日が多いです。
なぜなら「新喜劇を見たい!」という観光客が多いから。
平日は大型連休でもない限り、新喜劇を漫才劇場で見れることはないでしょう。
“吉本新喜劇”といえばNGKですからね。
漫才劇場は「若手芸人がNGKに出れるまでの修行の場」のような側面もあります。
吉本新喜劇を漫劇でやるのは、漫劇のコンセプトから外れるのかもしれませんね。
漫才劇場の悪いところ③:入場時・退場時に5階まで上がらないと行けない
これは漫劇に行った人なら「それ、わかるわ〜😭」となるかもしれません。
漫劇は「劇場に入る・出る。」
これに時間がかかる劇場です。
漫才劇場はビルの5階にあり、座席数は313です。
1〜3階がドン・キホーテです。
そしてエレベーターは2基しかありません。
しかも乗れて12〜13人ぐらいのエレベーターです。
10人も乗れっていれば「次のエレベーターに乗ろう!」となるでしょう!
それにエレベーターに乗るお客さんも、ドンキのお客もいますからね。
満席の時の開場時間になると、劇場に入るのに時間がかかります。
5階の劇場に行くまでの、エレベーターの待ち列ができるからです。
自分も漫劇が満席の時に行ったことがあります。
その時に5階まで行くのはウザいですね〜😭
まぁ満席の時は、階段で行くこともできます。
でも5階分の階段を上るハメになります。
僕なら階段で行くことが多いですが「階段がそもそも嫌だ!」という人は、漫才劇場に入るのに苦労しそうです。
平日ならわりとスッと入れます。
でも土日祝に漫劇に行くと「劇場に入る・劇場から出る」これに時間がかかります。
もうこれはね「1回行ってください。そしたらわかるから😊」
と言いたいぐらい、漫才劇場の大きな欠点です。
なんで劇場が5階なんかにあるんでしょうか?
入るのがめんどくさくて、しゃあない。
これが、漫劇の1番の欠点です。
よしもと漫才劇場のいいとこ【5選】
「よしもと漫才劇場のいいとこ5選」はこんな感じ
- なんばグランド花月よりも、チケット代が安い
- 毎日、お笑いライブをやっている
- 土日祝は有名芸人も出る
- 土日祝は吉本新喜劇もやる
- なんばグランド花月に近い
よしもと漫才劇場のいいところ①:なんばグランド花月よりも、チケット代が安い
チケット代を見ればわかるように、NGKよりも明らかに料金が安いです。
1500円〜2000円ほどはNGKよりも安くなるでしょう。
まぁ、NGKよりも無名芸人が多いですからね。
それでNGKよりもチケット代が高かったら、お客様にしばき倒されますわ。
漫劇はNGKと違い、大御所漫才師やTVでお馴染みの漫才師はあまり出ません。
なのでNGKよりも安い値段でライブを楽しむことができます。
これが漫劇の素晴らしいところです。
よしもと漫才劇場のいいとこ②:毎日、お笑いライブをやっている
漫劇はNGKと同じく1年365日、毎日お笑いをしています。
関西で毎日お笑いをやっている劇場は、次の5つだけです。
【関西で毎日お笑い公演をしている劇場】
- なんばグランド花月 (大阪 難波)
- よしもと漫才劇場 (大阪 難波)
- 祇園花月 (京都 祇園)
- 繁昌亭 (大阪 南森町) 落語の寄席
- 喜楽館 (神戸 新開地) 落語の寄席
まぁ5つもあるんですけどね😊
いつ行ってもライブを見れるのは素晴らしいですよ!
ここがね、やっぱりお笑いのすばらしいところですね😊
歌手系だと毎日公演は無理ですからね。
よしもと漫才劇場のいいとこ③:土日祝は有名芸人も出る
「漫劇の悪いところ」では「漫劇は無名の芸人が出ることが多い!」
と書きました。
でも土日は
- 有名芸人が出る
- 吉本新喜劇をやる
この2つがそろいます。
漫才劇場は土日に有名芸人が出る
漫劇は土日に有名芸人が出ることが多いです。
NGKも平日より土日の方が有名芸人が出ることが多いですね😊
なぜなら土日祝に遠方から来たお客さんを漫劇に呼び込むには、有名芸人に出てもらう必要があるから。
そうじゃないと集客できないのでしょう。
人は「知らない!」というものに対して嫌悪感をいだきます。
それは『人』に対しても同じです。
知らない芸人なんか見たくないですからね😓
なので有名芸人に漫劇に出てもらう必要があるのかもしれません。
集客のために。
まぁ僕は吉本の社員ではないので「多分そうだろう!」って感じで言ってます。
漫才劇場は土日の方が「お笑い初心者」に向けたラインナップ
漫劇は土日の方が、NGKと同じような公演プログラムです。
そしてNGKは基本的に「お笑いを見るの初めて!」という人に向いている公演です。
遠方から大阪観光に来る人に配慮しているのでしょう。
ほとんどの人が土日休みですからね。
流れもNGKと同じように
- 漫才などのネタブロック
- 後半は新喜劇
という流れで進みます。
NGKと同じですね。
「お笑いに興味ないけど、とりあえず大阪に来たから見に行こう!」という観光客向けのライブが多いです。
せっかく遠方からお笑いを見に来たのに「トークライブ」とか「ゲームコーナー」とか見たくないですからね😊
僕が修学旅行でお笑いを見にきて「ゲームコーナ」とか「トークライブ」とかやってたら嫌ですもん😊
「漫才と新喜劇を見せろや💢」って絶対にキレますわ。
漫才劇場の平日はお笑いファンに向けた公演が多い
漫劇は1年365日ライブをしているので、平日も何かしらのライブがあります。
平日は「ガチのお笑いファン」の人に向けたライブが多いです。
特に「その芸人に対しての熱烈なファン」という人がきます。
というか平日はわざと、お笑いファンに向けたライブを多くしているのでしょう。
- トークライブ
- ゲームコーナーなどの企画ライブ
- 芸人の単独ライブ
これらのライブは平日に多いです。
お笑いを愛してくれる、ありがたきお客まです。
服屋で例えると
- 平日のライブはZARA
- 土日のライブはユニクロ
みたいなもんです。
よしもと漫才劇場のいいところ④:土日祝は吉本新喜劇をやる
“漫劇の悪いところ3選”で「漫劇は吉本新喜劇をやらない日が多い!」と書きました。
しかし、土日祝はやる日も多いです。
というか「土日祝にしかやらない」という感じですね。
土日祝に漫劇で新喜劇をやる理由は、1つ上の「土日は有名芸人も出る」と同じでしょう。
遠方から大阪観光に来た人が、漫劇の出演者を見て「知らない芸人ばかりだから漫劇に行くのやめよう!」
となる可能性があります。
でも「吉本新喜劇をやるんだ!」とわかれば、見に行ってくれる可能性も上がります。
吉本新喜劇が、吉本の劇場のメインコンテンツですからね😊
とはいえ出演者を見る限り、座長クラスの新喜劇座員が出ることはほとんどないようです。
まぁでも「テレビで見たことあるあの人だ!」という座員は出演します!
よしもと漫才劇場のいいところ⑤:漫劇はなんばグランド花月に近い
「なんばグランド花月に近い!」というのも、漫劇のいいとこの1つです。
だってNGKが満席だった場合、すぐに行けますからね😊
大型連休はNGKに行けなかったお客さまが、代わりに漫劇に来ることはかなりの確率であるでしょう。
NGKから押し出されたお客様で、漫劇も満席になります😆
ありがたや〜!!
よしもと漫才劇場の良いとこ・悪いとこ3選:まとめ
この記事では【よしもと漫才劇場のいいところ5選、悪いところ3選】について書きました。
【よしもと漫才劇場の悪いところ3選】
- 漫才劇場に出る芸人は、無名の芸人が多い
➡︎ 「無名の芸人が多い!」とはいえ、漫劇に出れる芸人は“若手芸人の精鋭”です。
本当の無名芸人はそもそも、公式サイトに顔写真すら載らないです - 吉本新喜劇をやらない日が多い
➡︎漫劇では平日に吉本新喜劇をやることはほぼ皆無です - 入場時・退場時に5階で行く必要がある
➡︎ これはね……行けばわかります😉
【よしもと漫才劇場のいいとろ5選】
- なんばグランド花月よりもチケット代が安い
➡︎ NGKよりも、無名芸人が多いですからね。まぁ当たり前ですね。 - 毎日、お笑いライブをやっている
➡︎ いつ行ってもお笑いライブをやっているのはすばらしいです - 土日祝は有名芸人も出る
➡︎ 有名芸人が出演すれば、数多くのお客様が劇場に来てくれます。 - 土日祝は吉本新喜劇をやる
➡︎ 土日祝は吉本興業のメインコンテンツを漫劇で見れます - 漫劇は、なんばグランド花月に近い
➡︎ NGKが満席だった時、目と鼻の先にある漫劇にすぎに行けます。
NGKのチケットが完売だった場合、漫才劇場に行くのは非常にオススメです。
僕が言うこともおこがましいですが……
無名の芸人の方が、売れている芸人よりもネタに全力を注ぎます。
だってメディアなんかに出れないですからね😭
なので「NGKよりも漫劇の方がおもろかった!」という可能性は大いにあり得ます。
吉本所属の僕も、声を出して笑うのはNGKよりも漫劇の方が多いです!
「よしもと漫才劇場についてもっと知りたい!」
という人は、こちらの記事をご参考ください。
大阪の名物といえば、お笑いも間違いなく入ってくるでしょう!
その大阪のお笑いを代表するのが吉本ですが、別に吉本以外の劇場もあります。
「漫才劇場以外の劇場について知りたい!」という方はこちら!
ぜひ!ご自身に合った劇場に行ってみてください!
何かしらの参考になれば幸いです❗️
みんな漫劇に行こう!
ほなね〜😆👋