- 東京には落語の寄席がいくつもあるのに、大阪には「繁昌亭」しかないの?
- 「上方落語」をじっくりと聞ける落語の寄席ってないの?
- 「繁昌亭」が満席だったら、他に行ける寄席ってないの?
はいどうも〜!
同級生達に、年収の差をつけられまくっている南方神起です😭
「大阪で落語を聞こうと思ったら、”繁昌亭”に行くしかないの?」
そうお思いの方はいませんか?
実は大阪には、「繁昌亭」とは別に「動楽亭(どうらくてい)」という、寄席があります。
私は吉本興業に所属しており、大阪にも10年住んでいます。
大阪の劇場・寄席などについて詳しいです。
この記事は、大阪にある落語の寄席「動楽亭」について、吉本所属である僕がその特徴を5つ書いております。
この記事を読めば、今すぐにでも動楽亭に行って、桂ざこば師匠が怒っている所を見たくなるでしょう!
知らんけど。
ではまず、動楽亭がどんなとこなのか?
一言で言うと
大阪の新世界にある、公民館の一室のような寄席
それでは、【動楽亭の特徴を5つ】言った後に、動楽亭の「悪い所・良い所」をそれぞれ書いていきます!
では参りましょう!
「動楽亭」以外の寄席について知りたい!という方はこちら!
道楽亭の特徴5選
大阪にある落語の寄席「動楽亭」
他の劇場とはどこがどう違うのか?
個人的な特徴を5つ書きます。
【「動楽亭」の特徴5選】
- 「動楽亭」は大阪の新世界にある街
- 「ジャンジャン横丁」の出入り口にある寄席
- 「動楽亭」の中は、マンションの一室のような所
- 最寄駅は、地下鉄御堂筋線“動物園前”駅の近く
- 毎月1日〜20日まで落語を行う
①“動楽亭”は大阪の通天閣付近の街、新世界にある寄席
「新世界」とはどんな街かを軽く書きます。
まぁ「新世界」と言っても、街並みは「旧世界」ですけどね😊
新世界の場所
大阪には2つの大きな都市があります。
- 「キタ」と呼ばれる梅田
- 「ミナミ」と呼ばれる難波
新世界はその「ミナミ」よりもさらに南にあります。
天王寺と難波の間にある街ですね😁
新世界の主な観光地
梅田や難波と同じく、新世界も必ずと言って良いほど、大阪の観光雑誌に載ってますね😁
その中でも最も有名な観光地はやはり「通天閣」でしょうね😊
ちなみに僕もバイトをしておりました😉
あと「新世界に近いか?」と言われれば微妙ですが、ジャンジャン横丁をずーっと南方に行くと、「飛田新地」があります。
そこは絶対に観光雑誌には載っていないです。
なぜなら「大人の街」であり「そういう行為」をする街だから。
「濃厚接触禁止!」と言われている昨今に「最高峰の濃厚接触」をする街です😊
そこもコロナ禍の影響で非常に人が少なくなっていましたね😉
「飛田新地」も新世界や天王寺に近い所にあります。
男性にしかオススメできませんが、そこもいい所ですね💓
ちなみに…個人的な考えですが、飛田新地に行く以上は、お店に入りましょうね😉
②“動楽亭”はジャンジャン横丁の出入り口付近にある寄席
通天閣を中心に、色んな方向に商店街が続いておりますが…
「動楽亭」は通天閣から南の方にあります。
スパワールドの近くですね😁
【通天閣から「動楽亭」への道のり】
- 「ジャンジャン横丁」という商店街に通天閣側から入る
- 「ジャンジャン横丁」を抜けると目の前にJR環状線の線路がある
- その環状線の下を通り抜ける道がある
- そこを通ると、左手側に「動楽亭」があります
まぁ動物園前駅から直接“動楽亭”に行く場合、通天閣方面に行くと、逆方向になりますけどね。
③“動楽亭”の中は、マンションの一室を借りたような寄席
動楽亭は、マンションの中の一角を寄席として使っています。
入口は、住民と同じ入口ではないですけどね。
裏口から入ります。
靴を下駄箱に入れて、畳部屋で落語を見ます。
客席は、座椅子を使っております。
④“動楽亭”の最寄駅は御堂筋線の動物園前駅の1番口近く
大阪という街は、地下鉄:御堂筋線のライン上に大きな都市が発展しています。
- 梅田
- 難波
- 天王寺
- 新大阪
これらは全て、東京でいう
- 渋谷
- 池袋
- 新宿
- 丸ノ内
のような街です。
「動楽亭」の最寄駅:動物園前は御堂筋線の駅です。
それも、大きな特徴です。
ちなみに「動物園前」の動物園ってのは「天王寺動物園」のことを指します。
まぁ「前」って言うほど前じゃないですけどね😭
⑤“動楽亭”では毎月1日〜20日まで落語会をする
“動楽亭”では毎月1日〜20日の間だけ落語をやります。
まぁ1年の大半は落語をしていますね!
動楽亭の残念な所【3選】
どんな物にも、「悪い所・良い所」があるもんです😭
まずは「動楽亭」の個人的に残念だな💦
と思う所を書きます。
【「動楽亭」の残念な所】
- マンションの一室を使った寄席である
- 毎月1日〜20日までしか、落語をやらない
- 基本的に「米朝事務所」の落語家しか出ない
“動楽亭”はマンションの一室を使った寄席
上の画像を見たらお分かりかと思いますが、「動楽亭」はマンションの一角を使っている寄席です。
「繁昌亭」や「喜楽館」と違い、寄席単体である建物ではないです。
これが残念と…言えるかもしれないですね。
まぁ見に行かれる方からしたら、「どこで聞こうと一緒やがな!」って感じかもですが…😁
『寄席』と言える建物ではないかもしれません😊
しかしその場所に、落語家と「落語を見たい!」という方が集まれば…
そこはもう「寄席」です❗️ 知らんけど。
あと“動楽亭”の客席は、座椅子ですね。
長時間座っていると、腰が痛くなってきます。
“動楽亭”は毎月1日〜20日までしか落語をやらない
「繁昌亭」や「喜楽館」は、1年365日毎日落語をやっていますが…
“動楽亭”は毎月1日〜20日までしか、落語をやっておりません
これが1番残念な所かもしれませんね💦
なぜ毎月1日〜20日までなのかはわかりません。
“動楽亭”では基本的に「米朝事務所」の落語家さんしか出ない
これは「おそらく!」の話です。
“動楽亭”のスケジュール表を見る限り、基本的に「米朝事務所」の方しかご出演されてないようです。
落語さんには様々な屋号があります。
- 桂
- 林家
- 笑福亭
- 立川
- 柳家
- 三遊亭
- 春風亭 …
「米朝事務所」の“米朝”は、人間国宝の“桂米朝師匠”の事です。2代目 桂枝雀師匠の師匠ですね😊
なので、動楽亭に出演される落語さんは、基本的に全員、屋号(名字)に『桂』がつきます。
それ以外の屋号がつく落語家さんは基本的に出ないでしょう。
ゲスト出演とかならありそうですけどね😁
なのでそれが…残念といやぁ、残念かもしれませんね😉
「米朝事務所の落語家さんはおもろない!」と言っている訳ではないですよ!
どんな落語家も出る!
という訳ではなさそうです。
まぁ正直な話…
『桂』と屋号がつく方でも、誰が米朝事務所で、誰がそうじゃないのかは僕も全くわかりません😁
「米朝事務所以外の落語家も出る寄席はないの?」という方はこちら!
✔️大阪で落語を見るならこの寄席!「繁昌亭」について吉本芸人が教えます
動楽亭の良い所【3選】
次は“動楽亭”の光の部分にフォーカスを当てます!
【“動楽亭”の良い所】
- 「繁昌亭」「喜楽館」よりもチケット代が安い
- 御堂筋線のライン上にある
- 通天閣・あべのハルカスに近い
“動楽亭”は「繁昌亭」「喜楽館」よりのチケット代が安い
“動楽亭”は基本的に1日〜20日の毎日「昼席」の1回しか行っておりません。
その昼席のチケット代は ¥2,500円です。
【各寄席の昼席の当日料金】
- 繁昌亭 ➡︎ ¥2,800円
- 喜楽館 ➡︎ ¥2,800円
- 動楽亭 ➡︎ 当日受付のみ ¥ 2,500円
他の寄席に比べ、チケット代は安いです。
前売券で買うと、「繁昌亭」「喜楽館」の方が安くなりますけどね😁
“動楽亭”は、当日券のみを販売しているようです。
というか“動楽亭”は、そもそもお金を払うだけで、チケットなんか渡されないですね😉
「神戸にある落語の寄席:喜楽館」について知りたい!という方はこちら!
✔️【神戸にある落語の寄席『喜楽館』】吉本芸人が特徴5選を教えます!
“動楽亭”は大阪の大動脈「御堂筋線」上に最寄駅がある
繰り返しますが「動楽亭」は、地下鉄御堂筋線のライン上にあります。
御堂筋線は、大阪の主要都市を通っていく地下鉄です。
- 梅田
- 難波
- 天王寺
“動楽亭”の最寄りの「動物園前駅」は梅田・難波方面から乗車して、天王寺の1つ手前で降ります。
大阪の大動脈「御堂筋線」のライン上にあるので、交通の便は非常に良好です。
「繁昌亭」は御堂筋線上のラインにないということで…
若干、交通の便は不便と言える…かもしれないですね😊
まぁ谷町線の「東梅田駅」には直結してますけどね😁
“動楽亭”は通天閣・あべのハルカスに近い
“動楽亭”は大阪の新世界にあります。
通天閣直下の街ですね😉
“動楽亭”と通天閣は非常に近い
動楽亭から通天閣は、車が通れる道がないので、歩いて行くしかないでしょうね😁
でもジャンジャン横丁を通って、行けるので「動楽亭」「通天閣」はとても近いです。
そして“動楽亭”は新世界の中でも、天王寺に近い方にあります。
なので「通天閣」「あべのハルカス」という、大阪を代表する展望台に歩いて行けるのが強みですね
“動楽亭”から「あべのハルカス」はちょっと遠い
まぁ正直、「あべのハルカス」のある天王寺には歩いていくのは、少し骨が折れますけどね。
歩くのが嫌な人にはオススメはしないです😭
「あべのハルカス」は2022年4月時点で、『日本一高いビル』の称号を手にしています!
なので遠くから見ても「近いやん!」と思ってしまうかもしれません。
でも実際“動楽亭”から歩いて行くと、以外に遠いのでご注意ください。
特に夏場に「新世界からあべのハルカスまで歩いて行こう!」となると…
暑さに慣れてない人なら、熱中症になる可能性があるのでご注意ください😊
大阪:新世界にある落語の寄席「動楽亭」まとめ
この記事では、大阪:新世界にある落語の寄席“動楽亭”について書きました。
”動楽亭”の「悪い所」「良い所」をもう1度まとめます。
【“動楽亭”の悪い所】
①“動楽亭”は、マンションの一角を使った寄席である
➡︎ 「繁昌亭」や「喜楽館」と違い、寄席単体で存在している劇場ではありません
②“動楽亭”は毎月1日〜20日までしか落語をやらない
➡︎ 21日〜月末までは、落語をやりません。
ただし…イベントとかなら、例外です。当たり前ですが、「イベント」と言っても落語関連のイベントですよ😉
③“動楽亭”では基本的に「米朝事務所」の落語家しか出ない
➡︎ 基本的に出演する落語家の屋号は『桂』です。 でも『桂』が全員「米朝事務所」の訳ではありません。
「落語以外の公演をやる劇場ってないの?」
と言う方はこちら!
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【“動楽亭”の良い所】
①“動楽亭”は、「繁昌亭」や「喜楽館」よりも当日券が安い
➡︎ “動楽亭”では前売り券は販売しておりません。そして前売となると、「繁昌亭」と「喜楽館」の方が安くなります。
②“動楽亭”は御堂筋線のライン上にある
➡︎ 大阪の主要都市「梅田」「難波」「天王寺」に直結する御堂筋線。
動楽亭の最寄駅は。その御堂筋線の「動物園前駅」です。
③”動楽亭”は「通天閣」「あべのハルカス」に近い
➡︎ 大阪を代表する「展望台系」の観光地に近いです。
何かしらの参考になれば幸いです。
http://www.beicho.co.jp/rakugo/%E5%8B%95%E6%A5%BD%E4%BA%AD (動楽亭サイト)
南方神起でした〜😆
ほなね〜👋