「大阪でお笑いを見たいから、なんばグランド花月に行きたい!」
というかたは多いでしょう。
なんばグランド花月で行われている公演は、もちろん「お笑い公演」ですが……
「なんばグランド花月の公演内容がよくわからない」
というかたがいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では
- なんばグランド花月『本公演』の内容
- なんばグランド花月『本公演』のタイムスケジュール
この2点について、吉本興業に所属の南方神起が解説します!
まぁ別に、なんばグランド花月の公演内容なんて、事前に知らなくとも充分に楽しめるでしょうけどね😊
しかし「そもそもなんばグランド花月って何?」
というかたもいらっしゃるかも知れません。
そんなあなたに、なんばグランド花月の基本情報をお伝えします!
では参りましょう!
なんばグランド花月では普段こんなことをしています!
【公演内容】
- 漫才
- コント
- 落語
- 新喜劇
【タイムスケジュール】
- 前説・諸注意
- 漫才ブロック
- 休憩
- 吉本新喜劇
「なんばグランド花月」は、通称「NGK」と省略します
この記事でも「NGK」と表記する箇所があります
なんばグランド花月の公演内容
大前提、なんばグランド花月には大きく分けて2種類の公演があります!
それぞれ『本公演』と『夜公演』です。
この記事では『本公演』の内容について解説します。
なぜ本公演についてなのか?
理由は2つ。
- ほとんどの人は『本公演」を見るから
- 『本公演』の内容は毎日変わらないから
『本公演』と『夜公演』の違いについて知りたいかたは下の記事をチェック!
✔️なんばグランド花月の「本公演」と「夜公演」の違い3選【吉本の人が解説】
NGKでは、いわゆる『ネタ』をする
NGKでは芸人たちが出てきて、お笑いの『ネタ』を披露します。
まぁいちいち「そんなこと言わんでもわかってるわ!」
というかたがほとんどでしょうが……😂
「なんばグランド花月なんか全然知らん!」
というかたに向けてこの記事は書いてますからね😊
そのレベルの説明から始めます😁
NGKの『本公演』ではトークはやらない
「吉本の劇場ではTVでやっているような、くだらないトーク番組を金を取ってやっている」
これは、僕が直接お年寄りのかたに言われたことがある言葉です。
今まで2回言われましたね😊
TVでやっているトーク番組も、いわゆるお笑いの1つです。
「そのトーク番組のようなものを、劇場で金を取ってやっている」
そんな風にお思いなのかもしれません😭
お笑い好きのかたからすれば「そんな事思う人いるのか?」
って感じかも知れませんが……
実際に「私は人生でお笑いに興味があったことなんか1ミリたりともない!」
というかたにとってはそんな感じなんやろうな〜、とも思います😭
興味のない人からすれば、全部一緒
お笑いに全く興味のないかたからすれば、
- NGKでやっている公演内容も
- TVでやっているくだらないトーク番組も
全部「お笑い」の中の一括りに入るのかもしれませんね😢
もちろんその認識で、間違いではないですよ😊
合っています。
でもこの認識の違いを音楽で例えると
“パンク”と“クラシック”ぐらい違うと思います。
余談
僕も“南方神起”なんて芸名にしてますけど、東方神起さんのメンバーの名前2人とも知りませんからね😊
曲名も1曲も挙げれないですよ😢
本名が「南 康輔」なんで、「南にちなんだ芸名をつけたいな〜」と思ったのがきっかけです😊
「そのまま本名を芸名にしようかな〜」とも思ったこともありますが……
南 康輔なんて芸名にしても誰も覚えませんからね😊
「それやったらすでに有名ものをパロディにした芸名を考えた方がいいだろう!」と思いました。
でもあまりにも自分と関係のない芸名をつけるのも、なんだかな〜とも思います。
「本名が南なんやから、なんか方角がついているもので有名な者いないかな〜」
と思って、南方神起にしました😊
その南方神起という芸名にしたところで、東方神起さんを知らないかたからすれば、意味わからないですからね😂
ちなみにもう一つの芸名の候補に「南こうせつ リメイク」というのもありました!
でも、南こうせつさんて僕の世代ではありません。
僕より若い人からすれば尚更でしょう。
東方神起さんの方が、間違いなく若者の認知度が高いでしょう。
だから南方神起にしました。
まぁ、要するに適当ですね😊
ジャニーズやEXILE系のグループのように、何かしらの願いを込めた芸名なんてつけてないですよ😊
NGKではTVで放送されている『吉本新喜劇』を毎日やっている
なんばグランド花月の『本公演』では、吉本新喜劇を毎日やっています。
「吉本新喜劇を見たいから、NGKに来る!」
そういうかたはとても多いでしょう。
「吉本新喜劇はどこで見れるんだ?」
というかたはこの記事をチェック!
吉本の全劇場で、新喜劇が見れるわけではありません。
『本公演』の後に、夜公演をやります。
夜公演で新喜劇をやる日は不定期です。
なんばグランド花月では、
漫才・コント・新喜劇
などを見れます。
次章は、NGKの公演の流れを詳しく書きます!
なんばグランド花月の『本公演』タイムスケジュール
NGKは毎日どんな流れの公演内容なのか?
解説します。
この記事はなんばグランド花月のことを中心に書いてますが、
- なんばグランド花月
- よしもと祇園花月
- 新宿ルミネtheよしもと
この3つの『本公演』はすべて同じ流れで公演が進みます。
大まかな流れはこう!
- 開場
- 前説
- 漫才ブロック
- 休憩
- 吉本新喜劇
- 終演
①開場
NGKの『本公演』は開演の30分前に開場します。
日によって開場時間が前後することはありますが、まぁほとんど開演の30分前開場ですね😊
30分前に開城するからといって、別に30分前に入場する必要はないですよ!
とはいえ、ギリギリに入るのもやめた方がいいでしょうけど……
15分〜10分前ぐらいに入るのがベストな気がします😊
ちなみに……
言う必要もないでしょうが、「開場」と「開演」は違いますのでご注意ください、
- 「開場」➡︎ 座席に座れるようになる時間
- 「開演」➡︎ 芸人が実際に出てきて、ネタをやり始める時間
音楽のライブだと
- 「OPEN」
- 「START」
と表記されたりします。
②前説
開演の15分前〜10分前がぐらいになると、前説が始まります。
まだそこまで有名ではない芸人が出てきて、
- 諸注意
- 公演の説明
- 吉本の事業の宣伝
などをします。
前説でも漫才師が出て来るので、「あれっ?もう公演が始まっている!」
と、思うかもですです、まだ始まっておりません😊
前説でもセンターマイクを使って、漫才師が喋りますからね。
見た目では公演が始まったように見えます!
舞台の幕が上がってないので、ちゃんと前説感はありますけどね!
ちなみに……
「前説」を担当する芸人は世間的にはまだ無名と言いました。
しかし吉本興業の芸人6000人のうち、NGKで前説ができる芸人がそもそもとても少ないです。
NGKで前説ができるランクにいる時点で、6000人中トップ700~800には入っているでしょう。
③開演・漫才ブロック
開演時間になると、いよいよ芸人たちが登場します。
なんばグランド花月『本公演』スタートです!
『本公演』が始まれば、まず最初は漫才師が登場することが圧倒的に多いです。
若手漫才師
トップバッターの芸人は、まだ世間的にそこまで有名でない芸人が務めることが多いです。
逆に個々の芸人のスケジュールにより、トップバッターに師匠が登場することもあります。
個人的に、師匠方はやっぱり後の出番に登場して欲しいですね😊
そっちの方が、お笑いらしいです!
中堅漫才師
3番手ぐらいになると、有名中堅漫才師が出てきます。
今のお笑い芸人で、知名度が最も高い層が中堅漫才師たちでしょう。
皆さんが「芸人」と言われて思い浮かべる人物が最も多いのは、中堅芸人たちのはずです。
子供〜お年寄りまで、幅広い世代に知られている芸人です。
コント
『本公演』の前半は、ほぼ漫才が中心です。
ですが、合間にコントが入ることもあります。
漫才ばかり続くと、お客さんも飽きてきます。
なので、途中でコントをはさむのでしょう。
一旦コントをはさむことで、漫才に戻ったときに、新鮮さを回復させる狙いがあるのかもしれませんね😊
落語
『本公演』では落語もすることもあります。
というか、コントよりも落語をする確率の方が高いです😊
お若いお客様ですと、「なんだよ落語かよ?興味ねぇよ!」
とお思いになるでしょうね。
落語を見たいかたは、そもそもNGKに足を運ぶことはないでしょうから😭
なぜ、落語をするのか?
理由は、先述のコントをする理由と同じでしょう。
漫才ばかりしていると、新鮮味がなくなってきます。
なので一旦、落語をはさむのだと思います。
「なんばグランド花月では落語を見れないのか!じゃあどこで見たらいいんだ?」
という方は、下の記事をチェック!
関西で落語を見れる劇場について書いています。
ベテラン
漫才ブロックも後半になると、ベテラン漫才が登場します。
「ベテラン」と言っても、どれぐらいの芸歴なのか……
特に明確なラインがあるわけではありません。
僕の個人的なラインを示すと……
大阪NSC10期以下の芸人がベテランかなと……
僕の意見だと、メッセンジャーさんや、ナインティナインさん以下のNSC期が「ベテラン」です。
大トリ
なんばグランド花月『本公演』漫才ブロックの最後の芸人であり、休憩に入る直前の出演者です。
この出演者を「大トリ」と言います。
この大トリに、いわゆる“師匠”と呼ばれる芸人がご出演されます。
まだNSCができる前から、吉本にいらしゃった方々ですね
大トリを務める芸人は、吉本から直接依頼されるそうです。
「あなたたちは、今度から大トリをやってください」と。
それだけ大トリを務める芸人を、吉本は厳正に選んでいるのでしょう。
最後の出番の芸人ですからね🫡
近年はこの大トリに3組の芸人が追加されました。
- 博多華丸・大吉
- 中川家
- 海原やすよともこ
こちらのお3組は全員、大阪NSC10期前後の芸歴の方々です。
とはいえ、漫才の面白さを見れば大トリは間違いないでしょう!
僕ごときがこんなことを言うのも失礼なぐらい、偉大な先輩方です。
ちなみに、大トリには落語家さんが登場することもあります。
必ずしも、漫才師が最後に登場するとは限りません😊
④休憩
漫才ブロックが終わると10分間の休憩です。
休憩時間は短くなることが多い
10分=15分の休憩と言いつつ、実際は10分もないことも多いです😀
なぜなら漫才ブロックの時間が、予定されている時間よりも長くなることがほとんどだから😊
芸人たちがネタを予定時間よりも長くすることが多いです😉
だから休憩時間が短くなります😉
というか、ほとんど毎日このパターンじゃないかな😊
当たり前ですが、芸人たちも悪気があってネタ時間を超過してる訳ではありません。
サービス精神で長くなっています😊
ネタ時間が5分のところを、7分した方がサービス精神があるように思うでしょう❓
音楽ライブでも予定より長い方がみんな嬉しいですからね😊
それと同じです。
日本社会では「残業している社員の方が偉い!」
とされる風潮が根強く残っています。
芸人も残業している方が偉いです。
知らんけど。
トイレに行ける時間があるぐらい
休憩時間にできることはトイレに行けることぐらいです😢
あとは自販機で飲み物を買うことぐらいでしょうか。
上の章でも言いましたが、休憩時間は10分も無いことも多いです。
女性用トイレは待ち列ができます。
「待っている間に、吉本新喜劇が始まった❗️😱」
ということも多いでしょう。
なので、休憩中にトイレに行くのは避けた方がいいかもしれません。
平日だったら休憩中にトイレに行っても、新喜劇が始まるまでに着席できるでしょうけどね😊
なので、開演までに必ずトイレには行きましょう。
あるいは……
個人的にそんなにオススメしたくないですけど、興味のない芸人が出てる時に行くか……😭
ですね。
⑤吉本新喜劇
休憩が終わると、いよいよ吉本新喜劇のスタートです!
この新喜劇を見たくて、NGKに来たかたはとても多いでしょう!
吉本=新喜劇のイメージがあるかたは多いはずです。
ごくまれに、
- 新喜劇
- 休憩
- 漫才ブロック
の順番で公演が進むこともあります。
漫才の大トリが、本当の意味で最後の出演者になりますね😊
なんばグランド花月の本公演の内容:まとめ
この記事は「なんばグランド花月『本公演』の内容」について書きました。
なんばグランド花月はお笑い専用の劇場
いちいち言う必要はないですが……
なんばグランド花月は毎日お笑いライブをしている笑い専用の劇場です!
- 音楽ライブ
- ミュージカル
- 演劇
- 宝塚
- 訳のわからんセミナー
などをやることはありません。
また、なんばグランド花月で行っているお笑い公演は、TVで見るようなトーク番組ではないです。
- 漫才
- コント
- 落語
- 吉本新喜劇
いわゆる「ネタ」を見ることができます。
なんばグランド花月の公演の流れ
なんばグランド花月の公演の流れは、大まかに以下のように進みます。
- 漫才ブロック
- 休憩
- 吉本新喜劇
極めてまれにですが、新喜劇を最初にやる日もあります。
漫才ブロック
まず初めに”漫才ブロック”からスタートします。
”漫才ブロック”という名前ですが、別に漫才だけをやるわけではありません。
- 落語
- ピン芸
- コント
漫才以外をすることもあります。
休憩
NGK公式サイトで、休憩は10分〜15分と書いてます。
しかし実際はそれよりも短くなることが多いです。
女性用トイレは、新喜劇が始まっても列がある場合もあります。
なので、必ず開演前にお手洗いに行くことを推奨します。
吉本新喜劇
休憩後に新喜劇が開演します。
初めに出演者紹介があり、その後に本番です。
「いつ放送の新喜劇なのか?」
なども教えてくれるはずです。
それもちゃんと聞きましょう!
最後に
僕が「お笑いを見たい!」と言う人に対して、オススメする劇場は2つです!
- 大阪:なんばグランド花月
- 東京:新宿ルミネtheよしもと
吉本は大阪発の企業です。
しかし劇場の数は東京の方が上です。
東京でもお笑いを見れますので、東京観光の際にもぜひ“お笑い”をお願い致します😊
まぁとはいえ……
本場はやはり大阪でしょうけどね😊
以上!
ほなね〜😆