- 「NSCに入学しようと思っている」
- 「吉本に入りたい!」
- 「芸人になるのに、NSCに入る意味はあるの?」
この記事では、そんな未来のスーパースターにオススメの記事でございます
「お笑い芸人になるなら吉本興業のNSC!」
そう思っている方は多いと思います。
しかしながら…
- 「何も考えずに、NSCに入学していいのか?」
- 「NSCに入学するデメリットは何もないのか?」
そんなことをお考えの方もいるでしょう。
どうも〜!
僕はNSC大阪を卒業しております。
そんな方にお伝えしたい、この記事のテーマはこれです。
NSCに入学するデメリット3選
これについて、書いております。
この記事を読めば「NSCのデメリット」がわかります。
それでは参りましょう!
NSCに入学するデメリット3選とはこちらです。
- 同期が多い
- 事務所の力が圧倒的
- ギャラが安い
順番に解説していきます
NSC入学のデメリット①:同期が多い
✔NSC入学検討者に伝えたい!【入学のメリット3選と卒業生の経験】
上のURLから飛べる記事をご覧になった方…
お気づきでしょうか?
「どないやねん!!」というツッコミが聞こえてきそうです。
「NSC入学のメリット」の記事でも、1つ目に『同期が多い』と書いております。
「てめぇ、何言ってるんだこの野郎!」とお思いかもですが…
同期が多いというのは『メリット』『デメリット』の両面があります
同期が全員、売れるなんてことはないです。
吉本に入れば、始めに同期達と熾烈な争いを繰り広げなくてはいけません。
そうじゃないと、吉本興業のNSC担当社員さんにすら覚えられないです。
他事務所でも、スクールはたくさんあります。
しかし、そのスクール担当の社員にすら覚えられない・・・
これは、吉本だけではないでしょうか?
NSCは入学者が多すぎます。
実際に入学費用40万(当時)を払ったにも関わらず、1週間で辞めていく生徒もいます。
これは、僕が自分の目で直接確認見ました😁
NSCは同期が多い分、まずは同期と熾烈な争いを繰り広げる…
これは覚えておきましょう。
近年の入学者数は減少している
とはいえ、近年のNSCは入学者が減っています。
僕の時は700人ぐらいでしたが…
近年は300〜400人ぐらいです。
最盛期は大阪1000人・東京1000人で合計2000人。
しかし、近年は東京・大阪合わせて1000人ぐらいかもしれません。
同期が少ない分、ライバルは減ります。
だからといって「ライバルが少ない」=「売れるチャンスが多い!」
とは、ならないです。
近年のNSC入学者数が少ない理由。
- YouTuber
- 少子化
- TVを見ない
このあたりが、主な理由でしょう。
まぁでも…
同期が「多い」か「少ない」か……どちらがいいかと言えば、僕は「少ない」方がいい派ですけどね。
そっちの方が目立てますから。
確かにお笑い志望者は減ってきていますが…
依然として、ライバルが多いのは間違いないです。
お笑い界はレッドオーシャンとなってますね。
最近は「みんな仲良く」がいい
「ライバルが多い!」ということを、デメリットに挙げました。
しかし、最近のお笑い界は「全員ライバルや!」となるより「みんなで仲良く!」が重視されます。
同期でギスギスするよりも「みんなで一致団結してこうぜ!」の方がいいんです。
「つまり仲良くする方がいい!」という事です。
それゆえに、なれ合いになる可能性はあるかもしれません。
でも、そんなに心配しなくていいです😁
僕は大阪吉本にいますが、『馴れ合い』になっている人は別にいないです。
しかし「ぬるま湯につかりながら悪口だけを言って何もしない!」
となるのは避けましょう。
過去にそういう人もいましたからね…😥
結局、そういう人ほど吉本を辞める根性もないもんです。
NSC入学のデメリット②:事務所の力が圧倒的に上
売れたのは吉本のおかげや!
小さな事務所なら「売れたのは君たちのおかげだ!」となります。
吉本はお笑い最大手の事務所です。
芸能界においてもかなり大きな事務所です。
自分の希望通りに芸能活動はやりにくいかもです。
とはいえ「売れたのは吉本のおかげや!」という理論は、その通りでもあります。
吉本であるがゆえに、いろんな仕事が舞い込んでくるのは間違いないです。
大所帯ゆえに動きが遅い
吉本以外の、全ての企業に言えることでもあります。
大企業は、動きが遅いです。
動きが遅いエピソード
これは売れている先輩芸人さんの話です。
その先輩芸人Aさんが、その方の更に上の先輩芸人Bさんに「自分のイベントに出てくださいませんか❓」とお願いしようとしたそうです。
Aさんが直接、自分でBさんに言っても良かったのですが・・・
そばにマネージャーがいて「じゃあ僕が言っておきますね!」と言ってくれたので、Bさんへの出演お願いは、社員さんに任せることにしました。
その時は3月だったのですが、実際にBさんの耳に入ったのが6月になったそうです。
AさんもBさんも、全国区の芸人です。
それでも、社員に頼んでしまったがゆえに、そんなことになってしまうことがあるようです。
AさんもBさんもお互い連絡先を知っています。初めからAさんが直接言っておけば良かったかもですね😊
こんな感じのエピソードは、山程あるでしょう。
吉本のマネージャーは、数組の芸人のスケジュールを見ています。
芸人の数に対して、社員が数が足りていません。
こんなことが起きるのは仕方ないです😊
少人数の事務所の利点
僕は吉本興業所属であり、少人数の事務所さんの事はわかりません。
ただ、個人的な考えを述べます。
少人数の事務所さんの利点を1つ挙げるなら…
それは「社員さんに覚えてもらえやすい事」です
ただやはり、仕事は少ないです。
まず世間の人間に覚えてもらう前に、事務所のスタッフに覚えてもらうこと…
これは非常に大切です。
- 「この芸人はどんなネタをするのか?」
- 「この芸人はどんなキャラなのか?」
- 「この芸人の芸風と、イベントの雰囲気は合っているのか?」
社員さんはそんなことを考えて、芸人さんたちに仕事を振ります。
まぁ、考えてない社員もいるかもしれないですけどね😊
そのためには、まず『事務所の社員に認知してもらうこと』これができないと話にならないです。
NSC入学のデメリット③:ギャラが安い
これはメディアでよく聞きますね😁
「吉本といえば、ギャラが安い!」
これで世間の方に有名なほどです😁
ギャラが安いのは本当です。
ちなみに、給料数百円でも家に給料明細が届きます😊
なぜギャラが安いのか? こちらをご参考ください
ギャラに関しても「売れたのは吉本のおかげや!」
の理論になります😭
吉本には自前の舞台があります。
これが、吉本興業の最大の強みといえるでしょう。
他事務所なら、イベントをやる際「どこの劇場でやるか❓」から決めます。
その劇場に連絡して「その日使えるか?」などを確認するところから始まります。
その作業を、芸人がやる事もあるそうです。
吉本は、その作業は全部社員さんがやってくれます。
ほとんど自分たちで動くことはありません。
というか、自分でやったことのある人、ほとんどいないです
自分で行えば、それは「事務所を通していない直営業」になりますからね。
事務所によっては「そもそも定期的に、舞台に立てない事務所」もあります。
「芸人達が、あれこれ動かずとも舞台に立てる。その分ギャラが安い…」
これは仕方ないでしょうね。
逆に言えば、ギャラ以外の部分は吉本が他事務所よりも上です。
ギャラが出ないこともあった
これは僕の実体験です。
とあるイオンモールで仕事をしました。
その時のギャラが5年以上経って、未だに払われていません😁
その額は2万〜3万です😁
僕は10年間で、ギャラが支払われなかったのは1回です。
昔はもっとあったでしょうね😊
まとめ
今回は「NSCに入ることのデメリット3つ」を書きました。
- 同期が多い
➔ 「同期が多い」という事は「ライバルが多い」です - 事務所の力が圧倒的
➔「売れたのは吉本のおかげや!」となります。 - 給料が安い
➔ しかしその分、仕事は他の事務所よりも多いでしょう
NSCに入るメリットも知りたい!]
という方はこちらの記事もご参考ください。
✔NSC入学検討者に伝えたい!【入学のメリット3選と卒業生の経験】
NSCに入る意味はあるのか?
You TubeやSNSが発達した現代…
NSCに入学する意味は、薄まっていると思います。
それでもなお、50万払ってまでNSCに入る意味があるのかどうか・・・
これを決めるのは、皆さん自身です。
NSCに入るのは、決して間違いではないです。
吉本はお笑い最大手の事務所です。
そこのバックアップを受けることができるのは、やはり強みになります。
吉本も僕が入った10年前に比べ、変化しています。
時代の変化に対応していると言えます。
そうでないと、創業100年以上存続しているとは思えません。
吉本は2021年にNSC以外の学校として『吉本アカデミー』という学校も立ち上げました。
詳しくはこちら!
✔NSC卒業生が体験【NSC学院説明会&NSCオープンスクール】①
「今の自分なら、どうやって芸人生活の1歩目を踏み出すか?」
YouTuberたちが時代の寵児となった今、それでもなお「俺は芸人になる❗❗」
と決意してくれる人が1人でも増えると、とても嬉しいです!
南方神起でした! ありがとうございました
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